本論・・・原初神の封印(神界政変の事実)と封印解除
1. 神話によって神々をコントロールし、人類の歴史をシナリオ通りに導く
2. 主要な正神を封印して表向き何もなかったように神話が改竄されている
3. 古来からの建国、守護の神々が神話によって低質化させられている
4. 記紀は上津巻から中津巻への変遷において、神世の系譜を人界の系譜
に付け替えていて、神世と人界の同質化をはかろうとする意図がみられる
5. 新しい別の創作神話(当て馬神話)の普及による古代神離れの促進
6. 祭祀末端での神話づくり (死人に口なしの原理を神にも適用)
新神話第十章より・・・カンナオビ、神界のクーデターに立ち会う
イスカリオテのユダと、ホツマの持子早子の類似・・・反逆者の擁立
本 論
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原初神の封印(神界政変の事実)と封印解除 神世の政変の証拠が見つかる 新発見をしました。 国祖神ご夫妻の封印場所の幾何学構図と、畿内の逆五芒星構図とが、くしくも元伊勢の地点でつながりました。 逆五芒星図形は、世界的に黒魔術シンボルとして知られています。 この向きに逆らうような儀式はまともなものでないことはむろんのこと。 国祖神が手塩にかけて育てた生態系を、邪な企みのために略奪したことや、 カバラ魔法に準拠するサイト ——————————————– この呪詛封印をやった者は、自ら邪悪を身に帯びることを覚悟の上で、これをやっていることになります。 その証拠が邪悪でも最たる逆五芒星・黒魔術シンボルの使用です。 そのような大それたことができるのは、秘教組織(秘 密結社)しかいないでしょう。 大昔から、呪詛や魔術、霊能力といった形而上的な力場の使用法に通暁した、熟達者組織というものがあり、善悪を超 えて行動することのできる者たちがいます。 それが秘教組織(現代表現で秘密結社)です。 正しい神々を封印をしたことが紛れもないから、このシンボルを使うのであり、それも成功の功績を見せつけるにおい て大胆であり、相手が強力な正義の神なればこそ、やっつけたぞという証拠の世界最大規模の黒魔術シンボルを遺しているのです。 そこには、地球の緒元を折り込んで、最古のエジプト由来であることも併せて示して います。 世界に君臨する秘教組織の本部からすれば、日本よ、お前のほうが上手だったかと賞賛されることでしょう。その実、日本の秘教組織はこの図形を根拠にして現在、土地の買収を行なっています。 大本教神話に言う、ウシト ラノコンシン伝説の根拠はまさしく存在しました。 出口なお様にかかられた神は、まことを伝えていたのです。 しかし、ふと気がつきます。 国常立神と奥様の豊雲野神は、暗殺されて列島の北の果てと南の果てにそれぞれに封印された といいます。そのとき国祖神に従った神々が多くいたはずです。 そのような神々も、事件の真相を知りつつも、同様に封じられているのではないか。 人間は殺してしまえば、この世界との接触は断たれて、死人に口なしが成立しますが、神霊は元々が霊であり、それ以 上死ねませんから、封印(幽閉)するわけでしょう。 それがいつ何のはずみで出てくるかわからないため、隠蔽する側としては、気がかりに違いないのです。 それは、国祖神ご夫妻だけでなく、侍従神たちの多くに掛けられている呪詛でもあるのではないで しょうか。 だから、もし封印をお解きするなら、ぬかりなく全部の神々をということにしなくてはなりません。 封印を解くとか岩戸を開くとか、精神世界ではよく言われる言葉ですが、どこに封印があるのか、どこに岩戸があるの かわからずというのでは、霧雲に向かって大砲を撃つようなものです。 それがいまここに、幾何学的呪詛において全貌であろうと思われる図形として提示が叶いました。 国祖神とともに封印された神々
国常立神、豊雲野神だけでなく、逆五芒星 の下に封印されているとみられる神々がおられます。
逆五芒星の配置は、コンパ スをシンボルにする秘教組織の創作物であることを示します。 高度な幾何学 性は、彼らの呪術力を高めるツールであり、特に結界を張ることに効果を発揮します。 結界は神霊の動きを封じたり、制御することに用いられます。 まず逆五芒星の星頂から見ると、 また、最近わかったことに、元伊勢の地点で国祖神封印ラインと伊勢-元伊勢ラインが直交するこ とです。 それらすべて、地球とそこにいる神々 や人類を含む生態系を陰湿なものに改変し、次元の低い存在に置くことであり、これこそ呪詛と言うべきでしょう。 また、淡路の多賀では、国生み神生みの功績あるイザナギ、イザナミ両神が封印されていると見られます。 結界は封印した神々の自由を拘束するためのものです。 国祖神封印の場合はその理由であったとされています。 それはアマテラス様にも言えます。 伊吹山では、幾多の山の神が伊吹の山の神に習合さ れ封印されているとみられます。 みんな、邪神側が人間の文明をこの地上に展開するために、口出しできないように封印しているのです。その間、人間に何をさせようとしていたかは、この押し迫ったどん詰まりの文明の状況を見れば分かります。 熊野はどうなのか。生命の木のセフィロトは、(原理的な)「基礎」の意味です。 そこがしかも、逆五芒星(メンデスのヤギ)の顎の位置であることで、祭祀全体の司令部があった場所と目されます。 ワシントンDCの逆五芒星のこの位置には、ホワイトハウスがあ ります。 同地で祭祀したのはユダヤ教徒、つまり先修験者ですが、秘教組織が主導して祭祀を やらせていたでしょう。しかし、良い企みのものではなかったはずです。ヤタガラスという秘密組織の噂があります。裏皇室が存在するとも。隠された秘密の場 に違いありません。 伊勢は、女神アマテラスの御座所となっています が、国祖神系列の幾何学下にあるアマテラス男神の御陵の元伊勢に対置されていて、伊勢-元伊勢ラインは、国祖神封印ラインと直交するように仕組まれています。 さらに幾何学図形を作る星頂を繋ぐ線分において、顕著な場合を見ただけでも、 天の岩戸はまだ開いていない ホツマツタエ(秀真伝)という史料 天の岩戸にさし篭られたアマテラス様は、結局、出てこられたのでしょうか。 ところが、有史以来、人界の世情は殺伐たるもので、混とんとしており、今も昔も人々は良い統治のされかたをしたことがあったかどうか、疑わしいわけで、今なお、岩戸開けを待望する声がスピリチュアル系思想 において囁かれているのはどうしてか。 それは誰しも直感的にも、今の世界はどこかおかしい、まともなことからの齟齬がみられることを感じ取っているからでしょ う。たとえ、西洋に聖書があって、このような時代の到来を予言していたとしても、です。 聖書はまるで、庶民の個々が裁かれると言いたげですが、誰もが生きるに懸命であって、すべてが丸くいくことを願っ ているわけで、ただ為政者たちが悪魔に取り憑かれたようになって、自然破壊や戦争などを始めてしまうわけですから、 庶民に責任を求めるのは筋違いというものでしょう。 ところが、庶民にすべての責任を担わせようとする構図になっています。これは本末 転倒の世相と言わずして何としましょう。ここはやはり、まともな神様(世界統治者)がいるふうがないと、観測されるのではないでしょうか。 神話的証拠としても、国祖神様の封印構図が見つかったばかりで、アマテラス様は、さらに五里霧中といったところで す。 その伝承を曲がりなりにも持ち伝えているとみられる古文献が、ホツマツタエ(秀真伝)です。 ホツマツタエ(以後、ホツマと のみ記載します)は、最近になってようやく口語訳解釈が書籍や ネットで出されるようになりました。 しかし、この中には神世の時代の創始的神々の事績が、事細かく小説風に描かれていて、むしろ記紀はこのような伝承を叩き台 にしたかと思われるほどなのです。 ホツマの作者は朝鮮系渡来人らしく、アマテラス様の幼名をウヒルギ(宇日貴)とし、「日」の朝鮮語発音「ウィル」としていることにみられま す。大日霊貴は日本国内で通用させるときの表し方になっています。 また、アマテラス様は非常に長期間、胎内にあって、卵として生れてきたという話です。これは朝鮮半島に紀元前1世紀から紀元後1世紀に当時、辰韓として根 拠した王朝、朴氏と昔氏の初代がいずれも卵生である伝説を踏襲するものであるらしいことです。初代朴氏には光明王の意味もあり、アマテラス物語の原型をな した感があります。 アマテラスは天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊のこと。ニギハヤヒは神武天皇に大和の国を禅譲したことで知られる。不思議な医術により死人を甦らせ、庶民の様々な病気を平癒して見せた。二十五部の物部とともに天皇の臣下に収まり以降、物部は聖徳太子、蘇我氏との戦さに敗れ滅ぶまで続いた。その礎となった人物。 辰韓は大国「秦」から 難を逃れて きた民が馬韓から割譲を受けて成立しました。つまり、大国の干渉を極力避けたい一心の人々だったということです。国の維持存立にはたいそう神経を使った経 緯のあることが推察されます。 また、ホツマの中で語られる政変劇は、昨今NHKで放映された「トンイ」の物語のシチュエーションによく似ています。いわ ゆるお家騒動なのですが、悪女ヒビン一派(張氏)がクーデターを企てたことと、持子早子、スサノヲのクーデター騒ぎと、角度を変えてよく似ています。いず れもクーデターは失敗に終わっているのですが、もしもトンイの側がクーデター側で、それが成功していたとするなら・・・という発想で、歴史を見ていけば、 どうなるのでしょう。 しかし、それでもまだ真伝ではないもようです。岩戸隠れなどが矮小化され、とうに片付いたことにされています。真伝(マコトツタエ)を 土台にしながらも、史実隠蔽の目的でフィクション化されているようで す。 またイエスの事績らしき話がふんだんに取り入れられていて、カバラの占星学概念を暗示する場面もあり、海外伝承との整合を とろうとしている観があります。つまり、渡来の経緯をも神 話の中に読み取れるのです。 記紀とホツマのそれぞれの捉え方・・・(仮説) 古事記は律令国家としての対外的公的神話としての立場 から、最も体裁の良いまとめられ方の中に、古代知識の粋をちりばめ、むしろ知識重視で真実を網羅しようとしているものの、筋書きにはあまり「良い」注意が 払われていないところの、フィクション物語と捉えます。 対外的に優劣が付けられるのは、その内容のすごさです。 いっぽうホツマは、先住民の中で伝えられていた神話を、新 発の神話に塗り替える目的で、かつて先住民にあった真伝を題材にして、それを改竄しようとしたフィクションであると捉えられます。 よって史書は正確性を期して書かれ、また、王権の由来に関する神話や物語が作られました。 それは今の北朝鮮を見てもわかります。よその国から見れば、とんでもない創作神話を作っているなあと思うことでしょう。し かし、国内の教育レベルを落として圧政をかければ、信じる下地は整えられます。 その流れにあって、今度は日本列島に比重を移してきて、ついに列島だけに本拠するようになってからは、大陸から独 立した神話の構築が望まれるようになります。 だから、王権神授を印象付けるために、豪族ごとに、先住民の神々をも戴祖するという凄技を用いたりもしました。それが王を補佐する豪族の由緒格式にもなりま した。 またひとつは、すでにやってきていたイスラエルの民への関心の引き方です。(「古代日本カバラ思想渡来考」 を参考にしてください) これは随所にユダヤ教的仕組みを導入することで計られました。たとえば飛鳥、奈良、平安などはエルサレムを言い換えた言葉 ですし、聖書の記述を模した都市づくりが試みられて います。 またひとつは、縄文弥生系先住民文化の中の神々を、伝承を操作することによって取り込み、自分たちが神々に連なる者、縁戚 関係にあるという印象付けをしました。 このために、神話の改竄がダイナミックになされたもようです。 それを渡来征服民族は最初、懐柔の方向でまとめようとしたとみられます。 渡来した文官たちがその制作にあたったことでしょう。 しかし、この作者は、まだしも正直でした。ホツマを構成する段にす べて「あや」(綾)という表現を使っています。 「あや」とは誤謬とかアレンジの意味に使う大和言葉です。 いっぽう記紀は、ホツマなどのアイデアから、どこまで筋書きにおいて改竄できるかのギリギリまで突っ込んだものと なっているようです。勇み足が出てしまっているのです。 たぶんそのときには、ホツマなどの叩き台になった史料はすべて秘匿隠蔽されるように中央から指示が出ていたことでしょう。 それ らがなければ、勇み足がバレることもありませんから。 しかし、時間はそれらの意図をも風化させるもの。 では、記紀の矛盾点について、ホツマとの対比で示すことで、何がわ かってくるか解説しましょう。 ホツマに登場の 神々の系譜 と アマテラス男神を取り巻く十二人の妃 クリック拡大
参考 月の光>天照神の十二后 より ホツマが参考にできる理由に、記紀における決定的な矛盾が顕わ れていることにあります。
◎古事記神話は決定的な矛盾を抱える 記紀において太陽神アマテラスが女神 とはいかなること・・・ホツマは男神としているのだが 海外の神話の太陽神はほとんどが男神です。 卑弥呼の業績をどうあっても、神に仮託してでも遺したかったという説も、学者さんが唱えているようですが、これに は異論があります。 簡単に考えてもわかります。 神は神、人は人というけじめがあってこその世界の成り立ちでなくては、神世を特別に設ける必要もなくなり、模範的 な世界や、理想世界の原型への憧憬などあったものではありません。 カバラの祖地であるバビロニアなどでは、ジッグラートの頂上で神の来臨を待つ巫女の存在を記しています。これも巫女であり、神ではありません。神は来臨する側です。 しかも日本の学者たちは、卑弥呼の語源を解明する学問を興隆させることすら行わず、中国の官吏 が日本側から聞いたなりの音に該当する漢語の当て字をそのまま踏襲するという愚を冒しています。中国は蛮族に対する蔑称を付けているのですから、もし卑弥 呼をアマテラスにするのなら、その解明から入るべきに決まっています。 ひみこは女なら「日巫女」でしょうし、男なら「日皇子」になるでしょう。とすれば、個人名であ るかどうかは微妙になるでしょうし、むしろ、日の巫女制度という機関名というのが真相ではないかと私は思っています。 神功皇后という説もあります。彼女は巫女でありかつ王でした。 ホツマ物語構築に欠かせなかった話 それは、カバラの側からの要求と、中東の英雄イエスの伝承を遺す 要求によったと、私はみています。 カバラはエジプトとカルデアの流れを汲むとされ、またユダヤの神秘思想とも言われることが多く、ユダヤ教徒の所有のように思われがちですが、実際には古代 の神官層が立ち上げた秘密結社が知識体系として取り扱い、一般人には知らしむべからざるものとし てきたものです。 ◎ホツマにはカバラの占星学概念が採り入れられている この起源はエジプトのファラオ時代に始まるようです。その頃から実際に12人妃制があったものかと思われます。 ◎北局に始まるはずのアマテラスの寵愛を優先させた「セオリツヒメの中宮入り」は、うお座への会座を意味するとみら れる(象徴主義的には、そうなる) イエスの十二使徒の伝承も、カバラの占星学概念の反映とみる向きがありますが、それと同じことがホツマにも言えま す。その場合、イエスもまた秘密結社が作った虚像である可能性が出てきます。 そのイエスの英雄伝説は当時紛れもなくあって、日本にやってきておりました。 そこで、妥当と思われる歴帝の年代参考表を掲げます。 たとえば、神武天皇に譲位したニギハヤヒは紀元100年頃に登 場した人物になります。 天降した神であり、死人蘇生や病気平癒などの奇跡を行なったとされ、それによって地元民の人気を獲得したとされます。 キリストその人が来ていたと思いたい方もおいででしょうけど、私はイエスすらも虚像と疑うくらいなので、その考えには賛同 しません。 その後、聖賢が生まれれば、イエスの伝承になぞらえる傾向が続きました。ウマヤドノミコはそうです。 女神においてすらそうです。しかし、どうしてアマテラス男神の事績にしなかったのでしょう。 ローマ時代に国教として勢力伸長する際、征服先の先住民の思想や神話を破壊するために、もっぱ らイエスを太陽神として当て付けて行きました。 つまり、ふたつの太陽があってはならないために、旧太陽を廃する必要があったとい うわけで、日本においてもそれは行われました。このときの旧太陽のターゲットはアマテラス男神だったのです。 もし旧来の神を廃すべく、イエスの思想を普及しようとするなら、イエスの事跡を神話で体現する神としてのセオリツ ヒメを庶民には推挙することでしょう。 なぜなら、イエスはすでに中東で死んでいて、この世におらず、最後の審判の日に再来するという預言を遺して去っているわけですから、その時に居てもらっても困るわけです。 ではセオリツヒメは誰の模倣か。それは非常に簡単で、もうお分かりでしょう。 (イエスの妻 ミグダルのマリア ミグダルは”魚”の塔を意味します。つまり”うお座”の象徴) 日本には、キリスト教会によって改竄されない前の情報が伝わってきていたのです。 ホツマの作者も、外来思想に傾倒していたとみられ、たとえ真伝があったとしても、曲げてフィクション化したとみられます。そこに真伝改竄の意図も含んでいたとすれば、あとは創作意欲に任せて、一気呵成でしょう。 フィクション化したことも、ホツマの作者は素直に暴露しています(次項)。 ◎ホツマツタエの「章(あるいは段)」の見出しの名づけ方「あや(綾)」というのは、正しい伝承を意識するなら、このよ うにはしないはずのものである (大和言葉の誤用) 「あや」は、あやか(妖)し、怪し、過ち、誤りの原語です。すなわち段名、見出しからして内容が フェイクであることを報知していることになるのです。 本居宣長も「あや」は「まが(禍)(歪曲)」と同義としています。つまり、災い事の発端になることと捉えていました。しかし、災いを呼び込む意図が予めあったなら、やってしまうでしょう。逆五芒星を仕組む者の立場に立て ば、何でもできてしまいます。 宣長はホツマのことを知りませんでしたし、知ったとて、その翻訳まで手が回るはずもありませんから、異議の唱えようもありません。でも、知っていたら、ホツマを徹底的に批 判したことでしょう。 これはホツマ作者がフィクションであることを自己申告しているのです。 ◎中宮制度によってわざわざセオリ ツヒメを優先させたにもかかわらず、オシホミミより持子の子ホヒのほうが先に生れたことを暴露し ている (素 行の悪い祖父のクラキネの言ではあるが) 記紀ではオシホミミが先だとしていますが、どちらが本当かは、すぐわかる でしょう。 そして、ホツマではかなり苦労したらしく、意味深な中宮制度を中途採用して、セオリツヒメに正 妻の座を確保させ、記紀に至っては、そんなものどうでもないと、嫡子の生誕順序を入れ替えた挙句、アマテラスを女神にしてしまうわけです。(中宮は律令制度の中の皇太后を示す官職で日本には唐代に輸入された。神世史に存 在したはずがない。※101) その裏側には事件性の色が強く出ていますでしょう。クーデ ターがありえたことがなんとなくわかります。 神世のことなどフィクションだろうと、今の人なら思うでしょう。ところが、当時は男女に限らず シャーマンがいっぱいいましたから、むとろ神界の話題のほうが、現実よりも多く伝わっていたのです。それを隠蔽するのは、至難のことだったはずなのです。 韓流王室時代劇のトンイやチャングムで出てきた、権勢を隙あらば窺い、王様すらも殺されかねなかった時代背景が感じられま す。 いつの間にか王が交替していても対外的に問題ないように処置してしまうというところは、韓流ならではと言えます。 黎明期の皇室では、何度も他民族(蝦 夷など)に よって侵襲され皇位が奪われたらしいのですが、それでも一系の皇室によって維持されたように史書に書かれるというのも、国を支える官僚組織がしっかりして いたからだと言われています。 百戦錬磨の韓流官僚が支えていたゆえでしょう。大陸にあったときの経験的なものがそうさせていたわけです。それは今の日本の政治体制にも言えることかと思います。 王が変わったというだけで、大国の干渉が厳しくかかったのが朝鮮半島の小国でした。 噂は燎原の火の如く広がり、大国が問題視し一挙に崩壊するか、乱になるか、毒を食らわば皿までもと庶民を武力で封じ込める か、のいずれかになるものです。 だから、神話といえども、クーデター劇の隠蔽は周到に練られなくて はならなかった違いなく、その経験的下地を持つ文官は、神話作りにも、その発想をフルに生かしたに違いないのです。 そんなときたとえば、クーデター首謀者に別人を仕立てて事 を処置してしまうとかもあったはず。 もちろん、ホツマ作者がそこまで気を使っていたとは思えません。 知ってやらせた者(秘教組織)にこそ、最大の罪咎が あります。 そもそも、彼の予備知識は、韓流の歴史の中にあったものでした。神世の伝えであるべき神話は、 ことに人間臭い韓流王朝もので置き換えられてしまっているのです。 どこに神々の優秀性の出る幕があるでしょう。 アマテラスの日嗣の皇子たちの真相 クーデターの被害者は国祖神はじめ直系に連なる神々です。直接に封印されたイザナ ミやアマテラスは最大被害者ですが、遺し置かれた嫡子ホヒなどは、母持子(あるいは早子)がクーデターの陰謀を企てたとして罪に落 とされたため、皇位継承資格とアマテラスの長男という順位もはく奪されています。 ホヒという名は、「日」という言葉を含み、太陽神であること、つまり正統な日嗣の皇子であったことを示します。ホ ヒのホには「初」や「上」という意味もあり ます。アマテ ラスにとって、初めての日嗣の皇子のことです。 また、中国や朝鮮での発音上の「ホヒ」は「火日(ホゥィル)」であり、「火焔の太陽」という勇壮な意味を持ちます。それは、エジプ トの「ホルス」の話が輸入されてきたときに、おそらくは「火日素」と書かれて発音されたであろう「ホゥィルス」の系統であることさえ暗示しています。 それが日本では、神々の低質化処置で、語義が軟弱化されて「穂日」とか「菩日」に 置き換えられているのです。どちらも、大陸の発音ではまともに聞こえないことは歴然です。 アマテラスの日嗣候補の皇子はその他の局にも見られますが、すべて「日」の言葉が入っていま す。北はホヒ、東はイクツヒコネ、クマノクスヒ、西はアマツヒコネ。 それらの名を解釈すれば、アマテラスを補佐するホヒがいて、生命科学に堪能なイクツ(活津)ヒコ、霊妙科学(異界の科学)に堪能なクマノクス(隈の霊す)ヒ、航空宇宙科学に堪能なアマツ(天津)ヒコという、オールラウンドな統治体制で臨もうとしていたアマテラスの 善政の姿勢が彷彿と蘇ってきます。 いっぽう、神武天皇へと繋がっていくオシホミミには、「日」が当初は付いていません。マサカア カツカチハヤヒは、記紀編纂時の律令期に付けられた冠詞であり、おそらく他の皇子とのバランスを取るためのものであって、連戦連破して早く「日」を得たと いう意味が篭 められ、強引な成り上がり方をした印象がぬぐえません。アマテラス時代に付けられた名は「オシホミミ」だけなのです。 よって、セオリツヒメの子がアマテラスの実子であったかどうかにも疑問が出てくるわけです。 アマテラス天皇は世継ぎを決めるとき、ご存命だったのかどうか? ではアマテラス様の消息は? 死亡、幽閉監禁、引き籠り、いずれの状態かは、不明なのです。
であるなら、より過去のことであるはずの元の神話(真伝)には、中宮の話などはなかったはずです。 つまり、ホツマの改竄神話作りのために、理由付けのアイデアを求めた結果の手っ取り早い流用先が中華思想だったというわけです。 ホツマの成立は、律令期ではあるものの、初源的イメージを伝えているため、記紀よりも前のものです。 ◎ホツマはちょうど韓流王朝小説のような趣である。神 話的には記紀より旧く、エジプト由来であることも覗かせている 男神アマテラスを幼名で“ウ ヒルギ“と呼んだといいますが、発音の“ウィル“は朝鮮語で「日」を表わします。(例 金日成はキ ムゥィルソン、金正日はキムジョンゥィル) それでいくなら、ホヒは「ホゥィル」と呼べ、エジプト神話のホルスに近い発音になります。 また、カバラはエジプトに端を発しますから、ホルスのことはないがしろにできないはずなのです。 そのホルスは一旦亜流に置かれるとされて、まだ現れていないわけなので、ホルスの伝説を踏襲するホヒを、殺してしまうことも憚られたため、その存在をホツマの神話でも亜流の空間(国津神のもと)に置いて影響力を払拭する ことにしたと見られます。 さらに異界の扉を押し開ける ローマは、キリスト教の布教とともに、国土を広げまし た。 被征服民を服属させ奴隷化するにあたって、彼らの心情を和らげる必要があったからです。 それでも、支配圏のことごとくを教化するという方針は貫かれ、多くの血が流されました。 イエスをどうして も、古代神たちと置き換えてしまいたかった彼らは、先住民を駆逐するとともに、彼らのシャーマン たちを皆殺しにし、地中に埋めて祟らぬよう封印していたようです。 神世は地上界のイデアを保っている場ですから、太古神の殺害と封印という神世の歴史は、時間軸を異として並行的に地上にも 展開したのです。 アマテラスの封印は、岩戸隠れという世界暗黒化の事態を招きました。 岩戸が開けられ、アマテラス様が元の座に就かれたなら、世界は光明化するという神話がそれから生まれたのでしょう。まだ差し篭られているままだとなれば、岩戸開けが望まれるという巷の話も、頷けることになるわ けです。 ホツマからは、アマテラス男神がおられぬ時は、中宮のセオリツヒメが執権していたことが窺えます。そこでホツマ は、セオリツヒメの采配の卓越性を、アマテラス男神を凌ぐほどの評価とともに、高らかに謳い上げています。 そこではイエスの事績がセオリツヒメのものとして取り込まれ、物語も主客転倒的で、アマテラス男神は、セオリツヒメの威光 に存在感をなくした感があるほどです。 この物語を見れば、男神アマテラスが女神アマテラスに置き換わってもおかしくないという見方が生まれるでしょう。簡単に引き籠ってしまう男神。それに比べて、大胆かつ賢明で卒なく優しい執政をするセオリツヒメ。 女神アマテラス登場の布石になる叩き台の物語と推測されるのは、そういうことからです。 ◎セオリツヒメの神名の意味が示す ものは、川の下流域の蛇行する様をあらわす 瀬を織り(折り)蛇行する川の意味で あって中流~下流域を表わし、ホツマ作者の評するような、渓流の速い流れがイメージできる名ではありません。作者がにわかの半韓半日の日本 人な ればこその拙劣解釈です。 そのような川の流れは随所に滞りと澱みを作るのではないでしょう か。 また、セオリツヒメの冠名の「サクナダル」(さく・な・だる)からも「勢い良い渓流」をイメージすることはできません。その意味にす るなら、「サナクダル」(さ・な・くだる)(「狭・流・下る」もしくは 「狭・魚・下る」)になるでしょう。 サクナダルは「割く・魚・垂る」で、うお座にシェアする理念の垂迹という意味を暗示する占星学概念になっているのです。 ◎ホツマツタエの筋書きによるセオ リツヒメの事跡はイエスの事跡を模倣することが明白 罪人の許し/死人蘇生/裏切り者への容赦なき指摘と断罪、というイエスの事跡の主要パターンが揃っています。 占星学的には、うお座のキリストとマリアの象徴表現と目せます。 うお座の時代精神とは 「霊性の物質への従属」です。 そして、 結論的には、岩戸開けがなされていないことの象徴表現が、「うお座」になるのです。 日本の黎明期にもキリスト教への改宗が原住民相手に行われたとみられますが、 いきなりイエスを連れてくることは、中東で亡くなっているのでできない相談です。そこで、妻マリアへの信仰をまず取り付けておくべく、セオリツヒメが擁立 されたものでしょう。 その目的は、先住民の太陽神を、いずれ再臨が予定されるキリストに 挿げ替えること。 (イタリアの先住民の太陽神 だったルシファーもキリストに取って代わられています。と ころが、キリスト伝承自体、より古代の神々の模倣であることもわかってきています。要は、時間を超えて過去からの知識を持ち越してきた秘教組織が、先例を熟知していて、これ らの思想のお膳立 てをしていたのです) ◎結論的に、伊勢の主宰神は表向きアマテラス女神 とはしているものの、実際には女神セオリツヒメである さらには、イエスとマリア、うお座の時代精神を祭っていることになります。 (皇室はこのことをご存知かも知れず、典子様の出雲国造家へのお興し入れは、女神アマテラスから、アメノホヒへの譲位が 神話的にも近いことを物語っているかも知れません。そのときホヒは、逆賊の子という汚名も灌がれており、その実現は日本がいったん破局して建て直された後になるかと思 われます。それはエジプトのホルス神話の成就にもなり、岩戸開けを象徴する出来事になるのではないでしょうか) ◎太陽神がアマテラス女神のままで、日嗣ぎの皇子(男子)に譲位しなかった理由は、未来において男神が復 活、再臨することが予見されていたため 男神の再臨と玉座返り咲きまでは、王妃である者が座を預かるという構図をとっておくための仕掛けですね。 しかし、再臨するのは元のアマテラスではなく、またホヒでもなく、イエスが予定されていたでしょう。 さあ、どなたの再臨が成るのでしょうか。弥勒も候補です。まるで椅子取りゲームで すね。
◎セオリツヒメを賛美する中臣神道の大祓祝詞の「罪禍を流し去る儀式」は、罪業の環境希釈と、後世へのツケの先送りになっている事実がある 黄泉の国に送って封じるとされているようですが、古事記か らすれば、今の時代こそが黄泉の国であることが分かっています。 どん詰まりの世のことであり、それゆえ雪隠であり、黄泉なのです。 つまり、最後の末端の時代に送って、そこで破綻処理させればいいではないかという発想になっているのです。 日本も世界も、いまその方向に向けて動いています。無責任極まりない話です。 これはみな、神話による現実誘導であり、秘密結社の仕掛けた邪悪なシナリオが、まんまと成功しつつあるわけです。オカルトだからといって馬鹿にしていては、馬鹿を見ます。 ◎世界の民族に備わる神話の多くがクーデターによる支配神の交代を語り継ぐ中で、日本神話だけ例外となっている(クーデ ターが失敗したとしている)の はおかしい 世界的には原初神がクーデターに遭い、およそ地下に幽閉されているとしています。 世界で伝承される真相は、平和であるべき神界においてさえも政変劇があったということですが、日本では伝承の創作によっ て、意味を反らし、何事も問題がなかったようにして隠 蔽しています。 ◎ホツマにおいても、クーデターらしきこと は、持子、早子、スサノヲで共謀して起こそうとしたとして書かれるが、それは未然に発覚して、それぞれが家門の名誉剥奪から、追い落としまでされたことと されて決着している 持子、早子が冤罪であることは紛れもありません。 表向き、何事もなかったかのようになっていますが、新発見図形はクーデターが成功して、国祖神やアマテラス男神が呪詛封印されている証拠を提示して います。 持子早子がしているなら、クーデターは成功しているのですから、彼女たちもしくは、持子の子ホヒが堂々と政権を担っていた はずです。 実際はそうではありませんから、彼女たちは、クーデター派によって国祖神が倒されたときに、ありもしない濡れ衣を着せら れ、冤罪をでっちあげられたと断定できるのです。 そこに儒教思想の偏狭精神によって、彼女らの家門からして閉門断絶させられている。** なぜ冤罪を受けたか。その理由もわかります。 クーデターの内実を最も近い場所で見聞きし、知っていたからでしょう。 それだけイエスのような寛大な処置をセオリツヒメは講じているぞ。そのような声もおありでしょう。 しかし、政変時にアマテラス同様に殺されなかっただけまし という表現はあてはまりません。 持子早子がセオリツヒメを怨み抜いて、九頭竜やヤマタノオロチに変じたという話は、背後の真相を如実に語っているもので しょう。 専ら赦しを以てするイエスも、使徒のユダに対してだけは、厳しく断罪したという伝 説があります。 そこには、イエスの十二使徒の中の裏切り者に位置づけるという、伝承上の技巧が採り入れられて いるのです。前歴のシナリオを模倣したがる秘 教組織の恐ろしくもえげつ ない手法です。 しかし、持子早子はセオリツヒメを刑場に送ることはできませんでした。 ◎国祖神直系親族を徹底して貶める日本神話・・・ホツマ、古事記 総合的に見れば、国祖神の直系の神々はことごとく被害の程度が大きくなっています。 国祖神の直接のお子はイザナミノミコト。彼女は黄泉の国で醜態を晒す存在にされてしまいまし た。 夫のイザナギノミコトは、その救出が叶わず、遁走するという非英雄ぶりを庶民に晒しました。 次にアマテラス天皇は岩戸に差し篭られ、ニート状態にされて軟弱さを晒しました。 セオリツヒメがすぐにお出ししたというのですが、岩戸から出てきたお方は元のアマテラス男神 だったのでしようか。アマテラス男神は以後しばらくセオリツ ヒメとともに執政されたようですが、やがて崩御とのこと。 天皇が亡くなったなら、日嗣が生じるものでしょうに、それはストップ。 いっぽう、記紀ははじめから女神アマテラスにして永久化をはかり、日嗣の手順を省略していま す。** どうですか。事件性の影がありありと見えないでしょうか。 国常立尊の遺勅通りなら、本来なら男神アマテラスによって永久化は成し遂げられなくてはならな かったのに、彼は幽閉されているため、偽物がしばらく成り替わり執政しているかして、その偽物も崩御で円満退職の形にして、セオリツヒメに跡を継がせているのです。 2014年になってから、ネットでこ んな話を知りました。 >次の岩戸閉めは天照大神の時ぞ。 神々の世界は、やはりツーカーで見通せるようですね。 それによって、最もひどい目に遭ったのは、持子早子です。偽のアマテラスでは、彼女らの無実を晴らすどころか、罠に嵌めた 側に加勢さえしたでしょう。 逆らう者には、徹底的に辱めを与え、一層の罪過の増大と堆積をあえて行わせたいヤカラが邪神、 秘教組織です。ヤツラが神話を使って、人類の長いタームの間じゅう、真の神々に対して貶めと辱めを与え続け、人類に不利益を与え続けてきたのです。仏の顔 をするのも、いい加減 にしなくてはなりません。** では、実際にクーデターをしたのは、誰だったか。 セオリツヒメは中東のイエスを模倣しています。しかしイエスのそれも、伝承の創作によって作ら れた虚像かも知れません。イ エス が虚像なら、マリアも虚像になるでしょう。歴史を作るのは、いつも秘教組織。作り話にモラルなど初めからありません。如何に庶民を煙に巻くかだけが大事な のです。 よって、真にセオリツヒメがいたかどうかも、不透明です。 神話に従って世相が誘導されているとするなら、地上界も不正と冤罪の温床と化していてもおかし くなく、実際、不正だらけの状態を現出しています。 とにかく、ヤツラのやったことは、嘘デタラメ、天地真逆のことが平然と行なわれる 世の主原因とも言えるものです。 秘教の悪魔が書いたシナリオがまんまと地球上の歴史を席巻し、彼らは高見の見物を して楽しんでいるのです。赦すまじ。 虚像を独り歩きさせることができるのも、神話ならでは (神話の 作用機序) 虚像が独り歩きして、神世と地上界を縛るというこ とがあるのかどうか。 そうなのです。神話にすることによって、それが簡単にできてしまうのです。 私はその創造力を現に行使してきました。局限的にですが。⇒ 新神話第一章~十一章 その作用機序を作ったのも、邪神ではあるのですよ。それを利用しない手はないのです。 邪神のトップは、この世界を奪い取ってから、神々を支配下に置き、そのような方法手順を創り、神話で神々を調教しながら、 地上界にそのシナリオに沿った現象誘導をしてきたのです。 神話は神々の配役を割り当てることを要求します。 こうして、インベーダー邪神たちは、地球の神々を使役すると同時に、理念の垂迹効 果によって、人類をもコントロールしているのです。 神話は、神のシナリオ。 それは神の計画書であり、理念の垂迹による下界が動かされる自動的な仕組みであり、それが滞るようなことがあれば、配下の秘教組織の構成員に実行を代行させたりもします。 だから実現の確実性が高いわけで、神の計画の実現の連鎖による魔術力の進化向上はヤ ツラの目玉であり、その積み重ねである一々のシナリオの成就は組織全体の仕事にもなっているので す。 彼らはカネだけで動いているのではありません。カネはシナリオ成就の手段であり、 カネ で動く人間をその目的に沿って操っているだけです。そこを見誤ってはいけません。 神話といえば、聖書などもそうです。日本では代表神話の古 事記がそれです。 そして、世界のそれぞれに管轄する秘教組織がいて、指令書どおりに実行代行しているのです。 日月神示の日月の神様は、神話の神々は、幾重もの封印を受 けていることを言われています。 これから後に述べるのですが、神話上のシナリオづけが間違っていたことを、日月の 神様は婉曲表現で示しています。 日月神示を直訳すれば、そのようには見えませんが、意訳すべき箇所 です。 しかし、それもこれも邪神(秘教組織)の横槍があってゆえの失策であるに違いないのです。 邪神は神話の効用をわかってやっている。人間はそれを知らない。そこが原因です。 本来なら、現在のパソコンのウイルス対策に相当するほどの対策があって普通なほど。 そのまた裏をかいて秘教組織は、仕掛けを講じていたりするのです。 さらに秘教組織 介在の観点から推理を進めて
その目的は、虚像の神によって、先住民の信奉する元の太陽神の座を奪い取らせることにありました。つまり先住民の 神々の破壊と廃棄です。そして、代わりに与えたものは虚像だったという具合。 たとえば、古代イタリア先住民の信奉する太陽神はルシ ファーでした。(リーランドの魔女の福音書より) これこそ、キ リスト教会を背後で操る秘教組織の差し金です。 そもそも教会自体、キリストを十字架に磔にして封印した上で、彼の自由を 縛り、口出しさせないようにして、教えとは正反対のことを庶民にさせているのです。 またその秘教組織は、ルシファー崇拝を装って、たえず庶民が正神として崇める神への対抗者としてふるまっています。秘教が関わると、どこまでもあべこべ、天邪鬼になります。 ただし、天邪 鬼の作用はたえず破壊方向に動くという点が要注意です。 ◎意外と歴代の古代天皇は何も知らないでいたかも 知れない すべて裏で取り仕切るのは秘教であり、いざというときの罪を被ってくれる代表は誰にしてもよかったということで す。 ◎歴史が鮮明になる頃の、古代日本における太陽神信仰は、キリスト信仰であった キリスト教は世界のどこでも、いつの時代でも、先住民の信仰する神々の敵対者であり、先住民文化の破壊者となるべ く、邪神を信奉する秘教組織によって条件付けされた宗教でした。 むろん秘教組織自身は、イ エスやヤハゥエ、あるいはアマテラスを信じていたはずはなく、敵対すべき善神を抹殺するために創り上げたフェイクだと知った上で、布教活動をさせていたのです。 ◎古来から秘教組織は、善神の対極にある悪神崇拝 者であった 悪神の正式な名は公にしない/関係する時代における善神の対極にある信仰対象を崇拝することで、悪魔信仰者である ことを自認していた/このときはアマテラス男神の対極にあるセオリツヒメ(マ リア)、さらにはその背後にあるイエス、ヤハゥエを崇拝対象に 据えて、先住民の善神信仰にぶつけていた/ただ彼らはその時々の時代の正神に対しての敵対者であればそれでよかった/その後、世界ではキリスト教が全盛し たが、そのときはルシファー崇拝で敵対した/その間、庶民はいつもうわの空で、二重に仕掛けられた トリックを見破れませんでした。 邪神の使った封印呪詛の掛け方 仮説として加害者を仮定し邪険視して語りますから、かなり表現のきつい箇所 がありますが、その旨了解のうえで、ご覧ください。 そもそも、そうした存在は「無い」のですから。私は何もない空間に向けて大 砲を撃つ大馬鹿者にすぎないと思ってもらえたらよろ しいかと思います。 しかし、こう言います。UFOは見えないからと言って、あるんだよ、と。見る能力のある者が、撮 影したらいいわけでしょ、と。 あのUFOを呼ぶ男・武良信行氏は私 の1994年来の長年の友です。
邪神側(秘教組織側)の、正神の神々や人類 全体への封印呪詛(マインドコントロール)の仕方には、次のようなものが想定されるでしょう。天の岩戸閉めはこうして行われました。 幾何学図形を用いた呪詛による縛り 1. 秘教組織は得意とする幾何学呪術を使い、神々をその結界の中に封じ込め、黒魔術祭祀官を配置して、その結界 維持に当たらせた 幾何学的発見物によるもの、および伝承によるものから推測する だけでも、次のようです。 ①畿内の逆五芒星黒魔術の魔法陣結界で古代主要神を封印 (すでに発見済み) ②国祖神の鬼門、裏鬼門方向への分断封印呪詛、言霊による永遠の 封印呪封 ③呪術力に長けた秘教選抜きのシャーマンによる呪詛と結界の補強 安倍晴明などの陰陽師、空海 など密教呪術師は古代の秘教組織メンバーでしょう。
安倍晴明は、ウシト ラノコンシンを巨旦大王に見立て、コンシン全体を鬼に位置づけて封印呪詛儀式を行っていました。 ④ユダヤ勢力や秘教は、カゴメの結界で、龍蛇神(国津神)を封じたらしい 安倍晴明は妖怪、魑魅魍魎封じをしていたとか。
中国の風水にも同趣旨の封印結界の仕組みがあります。 神話による人類意識の縛 りとコントロール
1. 神話によって神々をコントロールし、人類の歴史をシナリオ通りに導く 神話の筋書きと いう、一見何でもないようなところで呪詛が施されて いるというのが私の見解です。日月神もそれを婉曲的に指摘していると解釈します。 創作神話によって、神世の歴史を改竄し、神々の質を貶める効果を導き、人界にはそれゆえの不幸を現出させるようにしているのです。 次の三点があります。 ①イザナミの死と黄泉国入り、救出するイザナギの失敗、無力さと 逃亡 この創造神への情けない神話設定が、人界に波及効果して、人類史 は既定路線を歩まされ、滅亡必至の成り行きにならざるをえなくなっています。シナリオによる人類不幸化誘導の典型と 言えます。 既 出・人類文明史の滅亡必至の規定路線化 ⇒ 黄泉の国
部族間の協調という理想的スタンスではなく、侵略が前提であるた め、人界には必ずこの傾向が、現象のあらゆる局面で顕われてくるようになっています。 既 出・人類文明史の侵略戦争必至の規定路線化・植民地主義・覇権 日本 においては葦原の中津国たる中国侵略の野心を拒めない縛りになる ③古事記神話の大枠的筋書きは、一年生草本としてのものになっている 既出・一年性草本 的歴史展開の規定路線化・文明興亡の必然 振り出しに戻って やり直すことが規定されている (永続的歴史の否定) 古事記では、人類文明の興亡を一年生草本の一生として規定し ています。
あえて人類史をその路線に沿わせようとするものになっており、いくら良い未来を希求しても、破壊がそれを上回るこ とに なります。 日本には、榊(賢木)すなわち常緑樹(エバーグリーン)の理想的思想がありながら、なぜか神話では、枯死必至の 流れにしてあるのです。これを呪詛と言わずして何としましょう。 あたかも、日本は穀類で持つから、穀類の一生に仮託しているかのようですが、神話は現実を誘導するという見方からするなら、人類文明の輪廻興亡を規定づけ るための呪詛になっているのです。 平安時代には祭祀官や学者総動員で、重箱の隅をつつくようにし て、凶事の問題点が調べ上げられたものですが、神話に秘密が隠されていては、手出しできなかったのかも知れません。 秘教組織なら仕組みそうなことであり、人類コントロールの本丸を押さえてあると言えま す。 考 察 神話はイデアを語るものです。それゆえ、良いイデアからは良い展開が得られると考えられます。 神話は人が書いたものです。それゆえ、どのように草稿することも、どのように理想化することも、どのように貶める ことも、編纂する作家によって可能になるものです。 ならば、なぜ神々を貶める物語にしてしまったのでしょう。 国の神話にあって、改稿する機運がなかったというのは奇妙なことですが、政局の背 後に秘教組織がたえずいて監視していたとするなら、わからないことでもありません。 そして、真伝の改竄です。改竄の事実が漏れないように謀っていたことでしょう。それが漏れた ら、彼らの計画は根底から頓挫破綻しますから、神話はアンタッチャブルな禁忌のテーマだったのです。 菅原道真は日本書紀の嘘を暴こうとしていたため、罪に陥れられて左遷されたとされていま す。 http://blog.livedoor.jp/abnab1-minuma/archives/22300078.html 左遷された者の所には、警護の手薄さから刺客がやってきます。その逃亡の最中、菅公は死去され たとのこと。まるで、宇佐に左遷された持子早子の行跡を辿るかのようです。持子はホヒの母ですし、道真はホヒの直系の子孫であるとのことです。秘教組織がホツマの持子のシナリオを、道真が子孫と知っていて、わざと同じ場所に遠投したのでしょう。 気の毒なことです。ご祖先のホヒからすると、憤懣やるかたないでしょう。持子も道真も真相を 知っていたわけです。それがなかなか暴露できないで、正義が閉ざされたままで、ついに時代の終点まで来てしまいました。ホヒの名代として、この私が奮い立 たねばならないようですが、やれますかねえ。 菅公が死去した延喜年間に、藤原一族によって大祓祝詞は作られ、今もなお日本人をマインドコン トロールによって縛っている現実があります。それによって、戦争しなくてもいい人々がまた戦争に駆り出されようとしています。最後は、人類滅亡で過去のす べてをチャラにしようという腹が見えています。そうはさせてなるものか。すべて暴いて、あの世での大審問に彼らを連座して臨ませる所存です。 2. 主要な正神を殺害しても、表向き何もなかったように神 話が改竄されている ① 記紀の前身でその叩き台にされたであろうホツマは、「あや」事(フィクション)を目的とした創作神話で、神 世に起きた史実を葬り去るための、韓流王室時代劇仕立ての改竄史料であると目されます。作者は朝鮮系渡来人。 「あや」とする以上は、真伝を元にした史料であることを物語ります。その真伝はど こかにあるはずです。 ホツマではアマテラスは男神としての記載がなされ、系譜において正 答が期されているとみられます。 史実改竄がなされたのは、神世のクーデター事件を隠蔽する目的があってのことと、加えて、外来思想に擦 り寄るため、その整合をとるための改竄がなされています。 秀真伝との表記も、真伝よりも秀逸との意味で、フィクションであることを宣言する形になっています。記紀はそれ以後の成立で、いっそう真実から乖離していて、真伝の痕跡 を残していません。 記紀においてアマテラスは女神になっていますが、ホ ツマは男神から女神への変化の経緯が推し量れるほどの内容になっています。 記紀においては、神々は失敗しがちな人間と同格にまで品位が下げられており、理念垂迹効果により、人類の歴史空間の低質化 が図られています。 ホツマもそうです。作者に神世への発想がなければ、おのずと 身近な人間の歴史(朝鮮史)に引き当てざるをえなくなり、それが神々 の低質化をひとりでに誘います。 記紀は日本建国の意志を前面にした律令時代の幕開けとしての史書神話として、知識的には海外に誇れる体裁にはなっています が、シナリオに不幸化が仕組まれています。 記紀には、古代の科学知識の粋が収録してあり、作者が誰であるか(入れ知恵したのが誰か)がわかる仕掛けになって います。典拠がカバラなので、秘教組織とい うことになります。 ずばり、神世の政変成功の史実をなかったものにしてしまうという史実改竄です。 ホツマからすると、国祖神の最期は普通の(ご 高齢による)崩御となっていて、アマテラス天皇によって丁寧に 祀られたことになっています。 その場所はどこかというと、ホツマからすると、宮津の仮宮の土地で崩御されたことのようです。 名を豊受神(トヨケ神)と呼ばれ、後にアマテラス天皇が同地で祀られたいとの遺勅を受けて、同 地で内宮外宮に対置し祀られるようになったとされているのですが、外宮が存在するのは大江町の元伊勢ぐらいしかなく(元伊勢と言われる籠神社には外宮はない)、幾何学構図からも大江町の元伊勢に比定されますから、ここに間違いは ないでしょう。 しかし、外宮の現在をご覧になれば、いったい何がありえているか、おぼろげにもわかります。社殿の屋根はあちこちでへこみ、祭器はむき出しのまま。清浄な感じがせず、豊受神(国常立神)は、おられるふうがないのです。 アマテラス様はというと、内宮に祀られていて、ホツマの伝えるよう に、日の室(棺)であることを示す神体山・日室岳が奥津磐座になっています。 それは御陵であり崩御が表 向きの形です。ホツマでもアマテラス様の崩御を伝 えています。 それは岩戸隠れに相当するでしょう。崩御=お隠れなのですから。 しかし、太陽神には、そもそも死があってはならないはずです。現実の太陽は当時のまま健在なのですから。 ホツマでも祖父トヨケ神の最期の言辞にもあるように、万世をアマテラスお一人で照らすようにとのご沙汰があります。 とならば、目下の太陽が健在である限り、(半)永久のお命でなくてはおかしく なります。 そこで、もしかしたらアマテラス様のお命の中座があったことも推理 されてきます。 あるいは、国常立神同様に、神霊は死なない、封印されることがあるのみ、とすれば、日室に幽閉封印されているのかも知れま せ ん。 それは出てこれないようにしているという意味で、国常立神と同じであり、そこに掛けられているのは封印呪詛であるに変わら ず、ご本人が怯弱であるため引き籠られたとする最高神への低質化とあいまって、神話創作の意図が測り知れま す。 (2015年3月に、現地・日室岳(岩戸山)に登頂した天台密教系霊能者の透視に基づく話によると、日室岳の地下に 直径2Kmに渡ってアヌンナキが4~500人根拠しているとのことです。アヌンナキは秘教組織の元締め。地上 の神々を葬り去ってきた外来のインベーダー宇宙人です。彼らは地球を植民惑星にして、人類を彼らの目的に沿うように加工し、歴史のシナリオを与えてきた張 本人です。アマテラス様を幽閉しているのも彼らだとわかりました。その後、2015年5月には、幽体離脱してアストラルボディによって岩戸山を探索してきた方 の情報がまったく偶然にも入り、それによれば、幽閉され封印されているのは、天照国照彦天火明櫛玉饒速日命とのことです。目の前に謎解きのヒントが集めら れており、どんどん神界政変の内実が明らかになってきています) ③秘教組織がもくろむもの 人類を神々から引き離し、彼らの思惑通りに使役する形にしたいために、古代神の影響力を払拭することだったでしょう。 彼らも形而上的な部分を持つ存在です。神とは言えないもの の、非常に強い呪術力を駆使する異界の存在ゆえ、邪神という言葉で言うのがよろしいかと思います。いわゆる、サタンのこと。 彼らにとって怖いのは、やはり神という存在です。 (彼らにとって有益な鉱物資源、特に金を採掘させて、時代の最終局面で略奪して いくというパターンを採るようです。前回来たときは3300年前で、ノアの洪水が惹起されたといいます。今回もまもなくのこと。何が起き るかは未知数です) その人類の支配のために、どれほどの時間をかけても無駄で はないと思っている、時を超えた霊的存在が邪神であり、その地上顕現が、傘下の秘教組織ということになりますでしょう。 それに比べると人間個々の一生など短いものであり、ちょうどアリの生態を観察し実験する立場の科学者のような気分でいる者 たちを想像したらわかりやすいかと思われます。 大本教では、彼らのことをイシヤと呼んでいるようですが、架空の者と思っていたら、とんでもないです。 ムー、アトランティスもそうだったことでしょう。何とかこれを駆逐できないものでしょうか。 岩戸別けは、神話ではすでに終わったことになっています。 しかし、現状を見れば、終わっているとは到底思えません。勧善懲悪 の場面はほとんどなくなっています。 ここでは、アマテラス男神も暗殺もしくはそれ相当の処置に遭っている可能性、および神話が神世の史実の隠蔽に使わ れていることについて書きました。 (2015年3月に、元伊勢日室岳に登頂した霊能者の話では、その地下2Kmに渡って、アヌンナキが根拠しているとのこと。その方には、今回の新発見図形のことはいっさい話しておりません。しかし、彼 の話は私にとって値千金の情報になりました。というのも、掲題の図形の国祖神封印ラインと元伊勢・日室岳が1Kmほど離れていたからで、私の求める図形は、誤差が大きくては確信が持てないのです。そんなときに、アヌンナキが地下の亜空間(3.5次元と彼は言っていました)に根拠しているとの情報。ズバリ接点として申しぶんないものになりました) 3. 古来からの建国、守護の神々が神話によって低質化させられている ①イザナギ、イザナミは文明の破壊者として機能させられてしまいま した。 イザナギからは英雄の要素は取り除かれ、両神は仲違いの決裂で終わらされています。 ②太陽神アマテラスは男神という伝承もあったのに、律令 期の神話の記紀では、わざと女神にされています。 記紀の最初に「女先立ちたるはふさわず」と禁則が謳ってあるのに、この次第です。 ※ なお 私は、トップは女性が望ましいと思う者です。なぜなら、生命の維持に主眼が置けるのは女性だからで す。女神アマテラスに疑義があるのは、伝承の不整合による改竄の観点からで、決して女性蔑視の意味 ではないことをお断りしておきます。 ③地球の守護節理スサノヲも、クーデター犯罪者としての烙印付けで、評判は形無しです。 スサノヲも冤罪であり、改竄神話によって、犯罪者に仕立て られているのです。(後述の真伝物語でその辺を詳述します) ④高度文明の隆盛を示すニニギノミコトの面食いさ(人間臭さ)に事寄せて、爆破的開花と華美を示すコノハナノサクヤヒメだけを婚姻相手に、盤石の大地の 永続的働きを示す岩長姫を追い返すシナリオにして、人類文明に短命さ脆さ危うさを誘導しようとした作為性がありありです。 岩長姫物語に関しては日月神がなぜか岩戸閉めの項目から漏らしています。これほど大事なこともないのですがね。 なぜかを考えてみると、非常に面白いことがわかってきます。日月神は、体制側に対して、なるべく当たり障りのない婉曲表現を多用していて、秘教組織のこと を真っ向から非難していないことに気づきます。 4. 記紀は上津巻か ら中津巻への変遷において、神世の系譜を人界の系譜に付け替えていて、神世と人界の同質化をはかろ うとする意図がみられる 神界から人界に付け替えるというのは、神霊の次元を3次元に落とそうとする、強引で奇妙な発想です。 神世が高潔な模範的神々でなる記載がなされていれば、人皇の世も高潔で聖徳の為政が保証されねばなりません。 天津神は武力に秀で、好戦的で、侵略の意図があるという設定にすれば、人界でも神授された王による侵略戦争は、当たり前のことにしてしまえます。 こうして、人界は戦乱明け暮れても、神世の延長として弱小な人々には印象付けられ、神世はいっそう魅力のない、人 間的エゴに満ちた畏怖ばかりの世界として、人々には認識されるようにもなります。 神々さえも、こうではなあ・・・。つまり、人心の神離れが促進されるというわけです。 5. 新しい別の創作神話(当て馬神話)の普及による古代神離れの促進 庶民の信仰していた古代神を別の神に置き換えてしまえば、さらに手っ取り早いで しょう。 ヨーロッパでは自然神である太陽神の追い落としに、イエスは使われた経緯があり、成功しています。最後の仕上げは武力制圧でした。日本でも同様。 あるいは実際にイエスが実在したとしても、磔にして呪封して手出し 口出しできなくすれば、後天的神話で戦神のシンボルに変えてしまうことも可能です。 イエスは磔にされながら封印に遭い、なにもできずに、世界で幾多流される血を苦悶しながら見ているという皮肉られた構図ですが、庶民はそれにも無知で応えたの です。 まあ、いろんな成功例を積み重ねながら、ヤツラは人類を実験しているようですから、イエスの時の成功を日本にも適 用 したようです。そして、それもまた成功したかに見えます。 ニギハヤヒは、大陸伝来の英雄イエスのキャラクターを用いて、先住民教化にあたりました。彼は先住民の懐柔のため の、イエスを模した先鋒と目されます。 (ニ ギハヤヒも秘教組織側の人間神です。旧事本紀によれば、ニギハヤヒはオシホミミの長男で、ニニギは次男だとのことです。それが、記紀でニニギを長男にし て、ニ ギハヤヒを消し、別に現れたニギハヤヒを神武天皇の臣下にした背景には、すごい策略が見て取れるのです。推測ですが、オシホミミには日嗣ができなかっ た。ミミ=33で、33階 層でなる秘教組織の開祖で、根が邪悪だったから、太陽神が超入を拒んだのかも知れません。ところが、長男のニギハヤヒは純粋で、強引なイニシエートではあ りました が、彼に超入しました。しかし、オシホミミの策略で、ニギハヤヒの身体を封印することで、彼の中の太陽神も併せて封印してしまったのです。以後、太陽神は ニギハヤヒとともに岩戸山に封印されたまま、岩戸隠れの状態はずっと続いているのです) また、古代の当時、日本には環太平洋の神仙伝説上の英雄として、浦の嶋子がいました。このキャラクターも、征服渡 来人は利用して、日本の先住民を懐柔しようとしたとみられます。亀の背に乗って神武軍を導くヤマトスクネはそうだったでしょう。 このヤマトスクネは第四代目海部氏の頭首です。 つまり彼らは、日本に新参古参の英雄思想で教化し浸潤する目的 でやってきて、イエスキリストの普及の仕方を熟知し、それをまずは展開したのです。人々は大いに驚き、信ずる者は多数。河内のナガスネヒコなどは彼 を受け入れて縁戚関係まで結びました。しかし、ニギハヤヒの裏切りにより、ナガスネヒコは敗れ、河内大和は奪われ、東征してきた神武軍にそれは明け渡され てしまったことになります。 つまり海部氏は渡来民族の日本先住民教化統一の先鋒であり、後の神武天皇とともに、大いなる量り事を持って日本統一に向けてやってきた者たちであったこと になるでしょう。その根幹的計画者は秘教組織だったことになります。秘教組織は、天皇家の傍流にいて、それからの長い日本での歴史展開の陰の立役者として 君臨することになったのです。 後世の安倍の晴明にも浦の 嶋子類 似の神仙伝説があります。そのように、古来、英雄偉人になぞらえることにより、自己表現することが多かったようです。 先住民にとって興味ある英 雄の伝承逸話を習合させて、日本文化として定着させたようです。それを当時の為政者は、先住民に対して、「いいことをしている」と思ってい た節はあります。 失われた十支族は確かに日本に先んじてきていました。その情報を知って、二支族を連れて秘教組織が民族統一の理想を掲げて やってきたとすれば、わかりいいでしょう。そのあたりの話は、前の論説で済ませてあります。 ⇒ カバラに誘われた日本の古代史 事情も何も理解しようとせぬゴリ押し文化の圧し着せには、反抗を以て応えるしかないのは、北中南米インディオの例 を見てもわかります。 しかし、それに対する善後処置を誤ってしまいました。 隠蔽糊塗は、最大の罪(包み隠し)というものの典型です。 要は、神話や封印呪詛で事実を隠蔽糊塗することは、人類全体の 低質化と不幸化によって贖わせる行為だったことになるのです。その罪は、やった者や命令した者がいつかは清算することになります。恐ろしいほどの罪ですぞ。 いつの日か、溜まりに溜まった罪過は、ちょうど雪隠の堰に溜まり切ったようにして、溢れ出てくることになるでしょ う。 歴史の途上では、まだ先の未来が途方もなく青空然としてあって、いくら先送りしても問題ないように思えたに違いな く、そこで、小手先の技巧としての「大祓祝詞」も編まれたのでしょう。 たぶん、目の前から取り去っただけで、カルマの保存法則は ちゃんと生きています。 ただ、罪業の先送りをしただけのこと。 律令国家樹立と共に、外来思想のうち、殺伐たることや、やましいことに関わった思想を次々と隠蔽していきました。 キリスト教の部分、ユダヤ教の部分。これらは、秘密がバレることに繋がる根幹部分です。関係者の抹殺に動きました。 ホツマにはイエスの伝承や占星学などのカバラ概念がしっかり残っているのに、記紀ではもう触れられていません。 そして、そのようなことは目じゃないとばかり、古事記の知識には未来の先端科学すらも網羅して、他国の神話を凌駕 させているのです。 しかし、問題はシナリオとその現実誘導にあります。 それは今の世にまでも、集合無意識に対する神話の影響力として現れています。 それに気が付いていても、当時から識者は、胸の内にしまっただけにしてきたのです。
昔から神霊を移す方法として、「勧請」という方法が神道にも仏教にもあります。 死者の魂移しなども、墓所の移転の際に、僧侶が執り行うわけです。 また、土地の使用にまつわる地鎮祭やお祓いなどは、クライアントのニーズに応じて行われました。 しかし、人間のすることは、本当の用途はそうでないことが多いものです。 もしその前身が、封印呪詛のための強制的措置なのだとしたら、神霊にとっては迷惑になっているに違いないのです。 それをよう感得しない、もしくは歪曲する仲介者(シャーマン)を置いて、身勝手な解釈をつけさせていることもあるでしょう。 むろんそれをさせるのは、指示する側の上位階級の者や権力者だったことでしょう。 神は人間の力に敵わないという構図が、昔からあったことになります。 今は科学万能論によって、学者が大丈夫と言えば、大丈夫になってしまいます。 昔も、神との仲介者が、大丈夫と言えば、大丈夫とされていたのです。 海洋でタンカー事故。どこぞかで原発事故。膨大な環境汚染。 神は弱いから、封印されているから、ただ耐え忍ぶだけで、何もできない。 神々は封印されて力が奪われ、邪神の息のかかった人類によって滅多やたらな出鱈目が行なわれていても、暗い空間で 座視せねばならないとすれば…。 真伝の推理
この記事は私の創作物語になります。むろん表向きはフィクションですが、私自身は真実であると確信してお送りする ものなので、新神話の一ページに加え、神話創造による実現を図りたく思います。神世がこれを読んで、神々の知るところとなるのです。 その内容は、ホツマなどの古伝でよく話題にされる、持子早子のクーデター騒動が冤罪事件だったと断定して創作した、アンチ ホツマ物語です。 私は、旧神話に誘導されて今の世が形成されてきたと考え、それを超克するために、アンチ旧神話たる新神話を打ち立 てました。すでに創作開始して10年以上を経て完成しており、 只今は効果の見届けと補稿に費やしております。2015年半ばの時点で、第15章になります。 新神話の立場からすれば、ホツマ伝承はウソごと、アヤごと、マガごとで綴られたフィクションであると洞察されるも のです。それゆえ、新神話に内含されるべきマコトツタエによってこれに対抗し、元を糺しホツマを凌駕せねばならないと思っております。 新神話第十章には、カンナオビ(実 在した人物)が実際に見た夢の内容を載せております。 小 説の中の登場人物のウズノがアマテラス(男神)に相当します。物語の中では殺害されています。舞台設定はシュメール時代になっていますが、彼女も神世の叙述の仕方を知っていればそうしていたはずです。 もしかするとアマテラス(男神)も暗殺されているかも知れません。神霊なので死ぬことはないとすれば、 岩戸の結界に幽閉封印されているのかも知れませんが。そうあってほしいものです。(2015年5月になってアストラルトリップして岩戸山を探索された方の記録が公開されていた ものが見つかり、そこに封印されている様子が図解されています) 国常立神と豊雲野神の封印呪詛の構図が明らかになり、そこにアマテラス男神も関わっていることが、幾何学図形的に も証明されました。 いいえ、彼らはまったくの冤罪であり、邪神側のクーデターはまんま と成功し、被害神たちの消息は知らされず、事件の真相を知る者たちを封印し、あるいは首謀者を別に設けて、冤罪に貶めて追放し、 大事に は至らなかったように神話が取り繕われたままになっているのです。史実の改竄は十八番らしいので、やられた側はたまったものではありません。 ま、いずれにしても、つい今まで岩戸は開けきられておらず、改竄されたお 伽噺はずっと不整合の腐臭を放ってきたのです。 暗く濁った精神的抑圧のうお座の時代は、未だに自己主張してやみません。 ほんとうなら、2001年には 手がかりになる情報は、手元に届いていたのですが、14年を経て、ようやく確証となる幾何学構図を提示できることになりました。 新神話でカンナオビとしている人物は、実は奥津嶋姫の化身であり、イナンナとしているのは市寸嶋姫の化身です。これはさま ざまな奇跡的な出来事を総括してそのように結論づけられました。彼らは冤罪を受けた早子姫の子供な のです。 そして、ここに書き記します私も、この神界政変の被害者側の関係者であるらしいことがわかって まいりました。話があまりにも畏れ多く、また僭越にすぎるため、にわかに信じ難いと思いますが、実は”アメノホヒ”であるか、もしくはホヒの依り代 もしくは雛形としての人(霊止)の器と言えば、ご理解願えますでしょうか。すると、奥津嶋姫、市寸嶋姫 とは従兄 弟同士にまで昇華されるのです。 なお、早子の子供こそが奥津嶋姫と市寸嶋姫だったということは、私がこのホツマを見ないうちは知りませんでした。また、まさか持子の子がホヒだということも、知らなかったのです。記紀では、アマテラスの子とスサノヲの子に分けてしまわれ ていますが、出鱈目なのです。ホツマでは、両母が姉妹ゆえに、このような関係になり、ともにアマテラス男神の実子であるのです。 その三人がこの世のタームの終了間際を共に選んで、神界政変劇の実像を伝えようと、この世とい う劇を共演すべくやってきたのだと想像していただけたら幸甚です。 さて、我々が神界政変の時点になぜ立ち会っていたか。 国祖神国常立尊は、王家の子女であっても、庶民と同様に機織の手習 いをさせて、庶民の苦労を偲ぶべく、行く先々で手元に置いて、修行させていたといいます。 私もその当時の記憶があります。私が誰であったかは知れません。が、警備担当をし ていたように思います。その三者の記憶を総合して、ここに神界政変劇のあらましをお届けすることにいたしました。 私にとってホツマは、真相を窺い知る意味で非常に大事な恩義ある資料です。 しかし、そこに書かれていることは改竄後のものであり、嘘を含むな らば、徹底して正してこそ、むしろ報恩行為になると思っております。 また、孤独な私のもとに神の化身の二人は時期を合わせたようにしてやって きてくれました。 それがたとえ、彼らが私を利用する目的であったとしても、私は彼らの 恩に報いることこそ、最大の使命であり、この世に生まれてきた、あるいはいま生かされているところの、運命の目的であると信ずるしだいです。 我が一命を賭して、この資料を完成させ、多くの方にお知らせしたく思います。 どうやら記念すべき祝日に、神界の出雲大社の殿中で、衾の中から目 を覚まし、いきなり大国主命と奥津嶋姫に出会っているのです。神界の、というのは、現実の出雲大社ではなかったからです。それでも非常に造りが巨大で大きな岩山の上に築かれ、社殿の左右 両側から二本の階段が地上の境内地まで伸びておりました。 私が神話功労者だから、栄誉ある目覚めを経験できたのかも知れませんし、私が琵琶法師のように 悲しい神話の弾き語りをして神々の心を慰めたからなのかも知れませんし、あるいは私自身がホヒゆかりの者だったからかもしれません。 彼は、大国主命のもとに赴任していますから。とすれば、奥様の奥津嶋姫と は、従兄弟同士になります。大国主命とも義兄弟になります。 もしそうだったとすれば、この時代に至り、共に親の冤罪を晴らすべ く、我々は立ち上がったのかも知れないのです。逆賊の冤罪をかけられて非業の死を遂げた二人の母の子供たちが、アマテラスを父として生まれた、いかに高貴な身分であっても、衆生のそしりは永代免 れず、誰の協力も得られぬままに推移していた時に、我々だけでも何とかしようと奮起したのかも知れません。 ご覧ください。奥津嶋姫ら三姉妹は、いつも孤島か辺境の岬に蟄居しているでしょう。 ホヒにおいても、刺客の追跡を逃れ、命からがら大国主命のもとに、身柄を寄せているとも言えます。身近な親族がクーデターに遭い、その被害者の側にある者の ほうが、内実をよほど知るゆえに、今なお苦難に遭っているという現実があるのです。(2013年9月に推理を重ねた末のアウトプットとして本論を書き上げています) (2023年9月現在、この原因のすべてが分かりました。神世政変の真実・更なる仮説(2)に詳細な解答を書いています。地上最も進取の気性激しく残酷な部類の女帝の事績が秀真伝のストーリーの基になっていたのです。こんなくだらん話に影響される神々も情けないのですが、神話は神々をも縛って機能することを如実にしています。人界はそのまた理念垂迹を受けて、不幸な歴史を余儀なくされているのです) 私は女性二人の話を統合して、この事件を新神話の中に書きました。 以下に記す「カンナオビ、神界のクーデターに立ち会う」のところです。カンナオビ とは、奥津嶋姫の化身です。 そこには、私のアレンジが半分ほど入っています。というのも、私にもその共通する記 憶があるからです。 そこで私は、自分を警務大臣補佐官として登場させました。その話は2008年に書いています。 新神話では国常立尊の暗殺だけを描いています。 しかしそれも冒険活劇となるのがこの世界。 これがなくて、どこの世に正神の出る幕、勧善懲悪のためしがあるでしょう。
カンナオビ、神界のクーデターに立ち会う 200X年6月のある日。カンナオビは、未明に過去世の夢を見た。 カンナオビは直感した。暴動に違いないと。そういえば、国王様の近辺には、ただならぬ噂がふんぷんとあったのだ。国王の政 治を良く思わない重臣たちが、もしかすると何事か起こすのではないかといったような。 カンナオビが分厚いカーテンに身を隠していると、ネアン(これは私であり主人公としてい ます)が目の前で人々の誘導と指図に忙しくして おり、たいへんな事態であることが察せられた。警務大臣補佐官であるゆえに、こうした場合は最後まで残って責務を果たさねばならないのだ。 ネアンはすぐに、カーテンの下に脚を覗かせているカンナオビを見て取った。 そこに執務室から書類を運び出してきた文部官が、「重要書類はこれで全部です」と、彼の元に置いて行った。それをネアンは 配下の女官に手分けして渡す。ぴったりとボディーにフィットした装束に身を固めた、こうした事態のために、彼の元で訓練されてきた者たちだ。だが、持ちき れる以上に文書の量が多かった。 「後の者はどうした?」 ネアンは心配そうに見ているカンナオビのところに書類を抱えてやってきた。 「どこで待ち合わせればいいの?」 夢見の力によってカンナオビは神界における鮮烈な記憶を追体験することができたのだった。 だが、神話はえてして伝承の継ぎ合わせ。実際にあった歴史的事実の原型を留めるも、為政者サイドの都合のいいよう に改竄されていたりする。 そして、首謀者に仕立てられたのが、たまたまクーデター直後に来訪した、豪勇のスサノヲだったのである。 国王の国常立尊は魂を細切れに分割されて芦別岳の地下深くに、王妃の豊雲野尊は鬼界が島の地下にそれぞれ封印された。煎り豆に花が咲くまでは、出てくることができないという言葉の結界呪封がなされていた。 ここで識者なら容易に推測がつくだろう。今、人界にある有情たちの多くに、この手の呪封が施されているであろうこ とを。これを映画マトリックスは「閉じ込められた者」と評している。 ここに出てくるエクストランとは、まさに神界からもプログラムによって作られたと認識されている仮想現実の世界、人間界の ことである。 それ以来、神界は暗黒に閉ざされた。正義は途絶え、悪徳が蔓延するようになった。 日本神話は「岩戸別け」を既成のこととしているが、それは神界における希望的未来預言であって、未だ実現してはい ない。 ただ、しだいに心痛める者が出てきて、人界の悲惨な現実から学ぶべきことを唱え出し、やや神々の性向も温情的になる傾向に ある。下界の議会制民主主義は、その現れである。 だが、もし国常立尊であれば、そのようなやわな展望を許すはずがない。 国常立尊暗殺現場に立ち会った梵天の決意 では、クーデター直前の神界はどうだったのであろう。 国常立尊は、神界にあっても、世の無常を感じていた。彼が最高主神に抜擢されたときもよからぬ輩があまたおり、彼が為政す るに当たり、規則や法制でいくらその発生の源を断っても魂の根からくる邪悪さはいかんともしがたかったのである。 特に出雲に起きた役人の不正事件には、その根の深さを思い知らされた。極めて秩序だった平和で満たされた世相であったにもかかわらず、過分を希う輩による不正。それによって、不当にも搾取された被害者たち。そうした不 正事件は続出したのだ。 国常立尊は、世の裏の実情を知っていた。神界といえども、マトリックス的現 実であること。いわゆる六道のことごとくに、非実在性、フィクション性が内在すること。そうである限りにおいて、有情はしっかりと足を地に 付けた思いに根ざすことができないこと。 ちょうど人が舟で航海するがごとく、船底の下の深海にはどんな魔物がいるや知れず、ただ舟の中にあるという安全信仰によってのみ只今があるという現実が、彼の思いを辛いものにしていた。神々の思いに影 響を及ぼしている魔物の存在(魂を持たない種族の悪意、策謀)がすでに知れていたのである。 国常立尊は、真の自己を探すべく黙座して瞑想の旅に出た。思いの中の不安とは裏腹に、心の底に平安の領域のあるこ とを感じていたからだ。彼は瞑想の深み、もしくは高みにわけ入ってついに安心の主を発見した。 「あなたは誰ですか」 光明と至福に満たされたとき、ふと国常立尊は思った。やらねばならないことが山積していることを。そう思い出すや否や、ど こからか現れた白い玉が、輝く梵天に向かってぶつかっていき、爆発して砕け散った。 国常立尊は、それも希望者に違いないと気付くと、急に恐ろしくなり、後ずさりした。すると、国常立尊は後ろに引き込まれる ように、瞑想している自分の立ち戻ったのだった。 「しまった。自我意識が破壊されるという惧れによって、退転してしまった」 「私があなたという夢を見ているのです」 執政の場に戻った国常立尊を待っていたのは、どこからともなく渦巻く黒い陰謀の影であった。 封神されて今があることを知らぬ神々は、それが神界をコントロールする天仙の差し金であろうとは気付くよしもな い。こうしてクーデターはいとも容易に成った。 「国常立よ、もはやこれまでよ」と、するりと刀を抜くと、それは青白く光るや、光を浴びた周囲は真っ暗になった。 刀の妖気とでも言うか。 そう言うが早いか、太刀は国常立尊に浴びせられた。羽交い絞めにしていた怪物の腕とともに、国常立尊は胴体を真っ二つにさ れてしまった。しばし甲冑武者は様子を見たが、彼の魂は強靭で、未だ死んではいなかった。 「おのれ。よほどの精神力と見える」 魂の断片の山からなにやら霊気が立ち昇った。 国常立尊はこうして、人事不省の状態となり、魂の不具のまま昏睡することとなった。 こうして、いみじくも太公望が知らずに外野呼ばわりした全系の最高神に知れてしまい、大規模な邪神掃討プロジェクトがス タートすることになったのである。 地を見れば天の如何なるかが推測できるように、以後、神界にも権力をほしいままにしたい策謀尽くめの暗愚な神が歴 代の主神として輩出されていた。 いきおい被支配者たちは上を見習うようになり、悪事も法に触れぬほどに適度にせねばと、折り目正しさを失い、魂の品位を下 げていったのだ。 だが、地上界は低い野蛮なプログラムの適用されるエクストランとなってしまったのである。
失楽園の発生は、同時並行的に、クーデターを起こした邪な神々を掃討する作戦の事始めともなっていることに注意が 要る。だが、神界のスパンは地上よりははるかに大きい。 当然ながら、正しい者たちの間からは、ずいぶんひどい世になってしまった、何とか以前のようなまつりごとの世に戻して欲し いという思いの煙が幾重にも立ち昇っていた。やがて、悪魔邪神の支配は終わる日が来るという預言めいた噂が立つようになったが、なかなかそれは訪れようと しなかった。その預言も邪神の手に係り、邪神の権勢存続のための未来シナリオになった。 神界の神々は、汚らわしい地上への下生を忌み嫌ったが、いろんなことが生じる魅惑的な実験世界ではある。 国常立尊に仕えた忠臣たちは、付き従う者たちと共にこの忌み嫌うべきエクストランに至らざるを得なかった。 この地だけが、お家再興の可能性を秘める舞台と目されていたのだ。 マコトツタエ さて、ここからマコトツタエ(改竄前の元の伝承)が始まります。 それは「あや」と題していることからも、「綾」(言葉の綾)「あやかし」(妖)「あやし」(怪)「あやまち」(過誤)であることを初めから認めているわけです。ホツマ作者の本音です。 では、内容はどうか。すでに前記事で見てきたように、勝者である為政者側にとって都合のいい改竄を目的とした創作 物語ですから、筋書きにおいてはやりたい放題です。が、神々の系譜には正確を期しているようです。マコトの上に効果ある神話は創作されるわけですから。 たとえば、アメノホヒが持子の子であり、弁天三姉妹(奥津嶋姫以下)が早子の子であるところなど、伝承が精巧にできていて、韓流官僚の面目が保たれています。それに比べ、古事記では、男子が アマテラスの子、女子がスサノヲの子となっているなどいい 加減であり、真相さえ掴まれなければいいという趣があります。 つまり、ホツマは古伝承のマコトを元にフィクション化したもの であり、古事記はフィクションのホツマをマコト扱いして、さらにフィクション化して真伝の痕跡を消し去っていると言えます。 しかし、古事記は古伝の科学知識を要領よく盛り込むことと、歴史の シナリオ付け(神の計画・預言)のために作られているため、多重改変にはなっていても、歴史誘導の牽 引力があるに加え、地上の預言実現勢力(秘教組織)が、シナリオ実現の黒子として働くため、歴史はその通りに動いてきていると言えます。 また、ホツマも、渡来系の高度知識を詰め込むのに無理が嵩じ、トラ ンクが小さくて中身がはみ出してしまうようなことをしています。そこでウソとホンネが識別されてしまったという次第です。 では、実伝はどうだったか。以下に掲げるのが秀真(マコトより秀でた創作作品)を駆逐する私の手になる真伝(マコトツタエ)です。 真伝物語
神世の政変 にかかることの帖 日月は巡り時は移ろい、日の神アマテラスの御世は 事もなく、神のご威光は国のすみずみにまで照りとおり、人々の暮らしは日のお陰(光)を受けてますます豊かに平和が長く続きました。 そのようなときに、出雲の国で役人が賄賂をとって特別な民の便宜を図り、幾多の民が窮状を訴えていることを耳にし たトヨケ神は、急ぎ丹後のマナイ原に出向き、そこを根拠にして事件の取調べをすることとなり、詮議の上、この役人に公務員罰則を適用し長期受牢を、贈賄側 には公の仕事の永久停止を申し渡し、被害にあった民には納得のいく便宜が図られたのです。 びっくりしたのは、ヒタカミに残る悪徳官僚たちで した。出雲の不祥事が発端で、どんな密告で自分たちの悪事がばれるか知れないからです。 ところがこのとき、悪徳の彼らでも思いつかなかったことを薦める者がいました。どこから流れてきたか、外国から来たという その男は不思議な術で占いをし、みごとに的中させることで話題になっていました。その男が宮廷のセオリツヒメの耳に入り、請われて占っていたのです。 セオリツヒメと内通していた悪徳官僚は、この男の占いを薦められたので信用して、秘密を厳守するというその男に、自分のし でかした収賄など不正に関わるいくつかの話をしました。 「えっ?」 「はい。お気づきのとおりでございます。 「おお、そんな国が外にあろうとはな」 心悸高揚してガクガクするのを抑えながら、悪徳官僚は大胆不敵で自信たっぷりの男の顔を凝視しながら、臆してはなるまいと 言い放ちました。 「うーん。そちの話は、わ、わかった。ここは、またということにしよう」 「そんな恐れ多いことを」 この頃、丹波ではトヨケ神が法整備を急ぎ、次々と罰則規定を設けていました。この神界から諸悪の種を根絶しようと の確固とした決意からでした。 さて、セオリツヒメは何を占わせていたのでしょう。 流れ者の男は、悪徳官僚がここに来る前に、「それは叶います」と自 信たっぷりに告げていました。 官僚が去った後、心細げにポツリと、「かなりの重罪になろうな」と問いますと、男は「トヨケ様の裁判にかかればそ うでございましょう。が、そのような罪はつい昨来、作られたものでございます。私どもの国には昔から、“許し“という我らの神のお作りになった制度がございまして、どんな罪も神もしくは神の代理人の前で告白さえすれば、許されることになっているのです」と、微笑みながら答えました。 セオリツヒメから流れ者の男に知らせが入ったのは、七日の後でした。顧問として南の局に急ぎ参らせたまえと。 「時はいま桜ちりそむマナイ原」 ついにセオリツヒメから、事始めが宣言されたのです。 かの男と精兵も、マナイ原の宮廷に、悪徳官僚に導かれて別室に待機。 事が起きたのは政務室でした。突然、爆発が起き、部屋の中は煙が充満しました。居並んでいた側近たちは、知る者は 別として、いきなりのことに逃げ惑うばかり。 「何が起きたのだ?」 三人目の精兵に、「行け」と命じますと、ただちに宮廷の外に。 流れ者は精兵に、トヨケ神の身体を一寸刻みにさせてバラバラにさせました。 さて、宮廷にいたマコトの側近や下女や警備兵たちはどうしていたのでしょう。 外にいた補佐官たちが異変に気づき、警務大臣補佐官が機転を利かして、手順に則って宮廷内にいた神々を誘導して、彼しか知 らない秘密通路から外に逃がし、他の補佐官たちは下の者を使って、重要書類の運び出しに専念。 殺された機織女の数が最も多く、もみ消そうとしても消えない噂としていつまでも残りました。 それはトヨケ神の教育制度として、王室の神々の子女には、手習いとして、庶民の苦労がわかるようにと、下女とまじっての機 織をさせていたからで、このときトヨケ神はお孫さんたちをマナイ原に呼び寄せていたのです。 「次は、アマテラスさまをここに呼ぶことですな」 その後、ヒタカミには何の異変も知らされていません。ただ、アマテラスはマナイに留まり、しばらくこちらでトヨケ 神の代理で執務に当たるとの旨知らされただけでした。ヒタカミでは誰も何も疑いません。平和の日々を謳歌しています。 むろん、セオリツヒメは事変を知っています。すでにトヨケ神とアマテラス神の意向の届かぬ領域に入っていることも。 問題は、早子の子らが行方知れずになったことです。懸命の捜査にもかかわらず、ようとして知れません。いや、流れ 者の精兵の捕捉にはかかっておりました。ただし、泳がされていたのです。 流れ者は言いました。 セオリツヒメは、アマテラスから文が来て、早急に北局の持子らに来てもらい、身の回りの世話をしてほしい、あとの 留守は他の局で守ってほしいとのことを、北局に伝えてきました。 こうして、持子早子一行が近江にさしかかるとき、奥津嶋姫姉妹は何の障害もなく密会を果たせたのでした。 スサノヲは昔から豪気で根が単純なことがわかっていましたから、逆賊側に加担しているとも思えず、また頼みごとはいつも快 く引き受けてくれることから、頼もしくもあり、何か異変があらば教えてくれるだろうとの思いでした。それに加えて、何かあらば、アマテラスに殉ずる覚悟も すでに固めていました。 危急の頼みにスサノヲは動きました。ほかならぬ姉者のために、豪速を以てして老の坂で追いつき合流を果たし、マナ イに入廷する目前まで来ました。 こうして、スサノヲ神が単身で宮廷に乗り込んだのでした。 「そ、それはだな、わしはただいきなり思い立って、兄者たちを慰問したいと思っただけだ。 その頃、スサノヲ神の五百の兵卒が持子姉妹の逗留する近くに至っておりました。 「だめだ。どちらにも会わせてくれん。側近が壁を作っているとしか思えんから、やはり何かがあったと思ったほうが いいかも知れんな。それにしても、庶務補佐官というやつは新顔だった。腑に落ちんが、どうにもならん」 翌朝、持子早子は供の者三人を連れて道案内を先頭にして至り、宮廷の前に立ちました。 こうして持子早子は従業員宿舎に案内され、ここが逗留場所と指定を受けました。 宿舎には、夜陰にまぎれてスサノヲがやってきました。 翌朝、宮廷の門前で、また同じやり取りが。 こうして、スサノヲは持子早子に一言別れを告げると、せっかく連れてきた兵卒五百とともに帰路に就きました。五百 人もの軍費はばかにならないからでした。 ヒタカミに帰り着いたとき、スサノヲはいきなり屈強な警務員たちに取り押さえられてしまいました。 実は、持子早子に随行していたお供の者に、セオリツヒメの間者がいたのです。どんな言葉尻を捉えてでもいいから、 伝えよとの命を受けていたのでした。 「それから、お前の使いの者を尋問したところ、謀反の挙兵をしゃべったそうじゃ。その事実を天皇は聞かれて、処置 を下されたということじゃ」 すでにセオリツヒメは流れ者によって洗脳されておりました。 実は、我々の偉大なる神の許しを売っております。ほら、これが我らの神のシンボルでございます。持っているだけで、どんな 罪も消え去るのです。差し上げましょう。ただし、元手がかかっておりますので、金銀をいただかねばなりませんが。なに、手数料程度でよろしいのです。 そうでしょう。我らが神は、このシンボルを持ったみなさんの罪を、みんな身に引き受けて預かってくださるのです。誰もが知 らず知らずのうちにいろんな罪を犯します。それをいちいちこだわっていたら、何もできません。そこで我らが神は、罪財バンクを設けて、それらを預かること にしているのです。むろん、わずかばかりの利息しかつきませんから、返済時にもさほど負担になりません。そして、私は仲介手数料収入が少しいただけるとい うわけで、みんな幸福、みんな繁栄というわけです。で、これが使用上の注意と約款です。 ほう。おや?返済期限というの は? あなた様も“許し“のシンボルを売られることです。これはとても売りやすいです。“愛“や“優しさ“に混ぜることができるため、誰もが喜んで受け取ることでしょう。 とすると、クーデターと最高神殺しの共謀の罪が・・・。 あまり気持ちの良い話ではないのう。 ただひとつお願いがあります。罪を預かる方の数がこれから増加いたします。神が預かれる容量を超えてしまいかねま せん。そのときはお預かりできないと、突然なるかも知れないのです。そこで、姫様にはみんなのために、負債の先送りの儀式を先導して執り行っていただきた いのです。 当時、トヨケ神は地球上の全域を監督なされていましたか ら、この流れ者の国というものの所在が問題になるのですが・・・ 当時からつい最近までもそうですが、神界はより上位の界から封神と いう呪法で支配されており、下位からでは所在の掴めない帳に隠されておりました。 精神性に優れているのが上位にいるならいいのですが、決してそうでないのが世の中というものです。天にある如くが地にもあ り、地にある如くが天の姿でもありました。 その後、持子早子は蟄居先の九州の宇佐へ。が、そこでは誰との連絡もとらせてもらえず、たえず毒殺の脅威にさらさ れました。そこで夜陰にまぎれて逃亡。追っ手を差し向けられて、さまざまな遍歴の苦労を経て、二人は別れ別れになり、持子は戸隠に落ち延び、かろうじて生 を保つほどに憔悴。そこを地元民に芋粥で養われて、やがて病床に伏し息絶えたとのこと。神霊は、激しい憎悪のために九つの頭を持つ龍身に変じて地中に潜ら れたそうです。 いっぽう、早子も無念を胸にしまいつつ世を去り、同様の龍身になって地中に潜られたとのことです。(ヤマタノオロ チになったとされています) 恐ろしいことに手を染めたことを帳消しにすべく、セオリツ ヒメはさっそく“許 し“を励行するようになり、まずはスサノヲを赦免しました。ただし、死刑になる寸前でしたし、何も知らない第三者として振舞い通しました から、その温情にスサノヲは感じ入り、身に覚えのない罪をあっさり認め、謝罪したのです。 まあ、これが下界の冤罪事件横行のはしりになっていることは確かでしょう。天にある如くが地に もあり、地にあるを以て天の いかばかりかを知ることができるという話であります。 ========================================================= その後、アメノホヒの地上降臨地が六甲山系の六 甲カント リーハウス内にあることがわかりました。 しかも六甲山です。先修験者・天狗との接触があった可能性はあるでしょう。 だから、ホヒの縁者である私に、天狗さんたちは多 く撮影 させ、また謎解きを任せられたのでしょう。 そして、その当時にもたらされた真伝を、天狗さんの子孫は、後世の芦屋道満 へと引き継ぎ、保管に当たらせたということかと思います。 アメノホヒ降臨地・六甲山に謎解きの鍵が集まっている 2014年5月1日に開始した国祖神封印解除の儀式のその後、2014年5月13日の未明の夢に、 芦屋道満らしき宮司が出てこられ、道教風寺院の裏手にある、謎めいた彫刻模様の壁に私を連れてい き、二枚の鍵を模した木札を私に手 渡し、いくつかある鍵穴に刺すように指示しました。 よく霊界のアカシックレコードを見せてもらうとき、図書館のようなところに行き、図書館書士から本を渡される夢を 見るという話があります。ちょうど、そのようなことではなかったかと思います。 私は2013年 頃からなぜか神社系の人物に関与しています。 なぜ芦屋道満なのかについても、2012年 頃には事前に推理しており、日本とはヘブライ語で第二の聖書という意味らしいので、第二の聖書が存在したとすれば、それはどこにあるか、という推理をしました。 聖書も死海写本が正筆という話がありましたから、第二の聖書も正筆つまり真伝であ ろうと推理。 淡路から琵琶湖に入射するラインは死海からガリラヤ(キネレト)湖に至る南北ラインと相似像を造ります。 カタカムナ文献の管理者の平十文字氏の名前の付いた十文字山もあり、六甲山系には修 験洞窟が数多くあります。そして、カタカム ナの資料を最終的に保管したのが、芦屋道満だったらしいのです。 もしかすると、第二の聖書も彼が。そしてまた、真伝も彼が併せて秘匿の術により、保管していたのではないかと思うのです。(むろんこれは私の創作神話部分です) おそらくは、本当の伝承(真伝)は先修験者が持ち伝えていた。 彼らは盗みは絶対にしない。それをあえてするときは、よほどのとき。 朝廷が律令国家体制を敷こうとするとき、国の伝承(神話)を改める必要があり、真伝を改竄せねばならなくなり、それをした後、真 伝の抹殺を図らねばならなくなったとすれば。 それを知った識者たちは、なにがどうあっても、真伝の保全に命を賭けて取り組んだことでしょう。 先修験者たちは、朝敵となり、追われる身となりました。これが天狗という異端の妖怪伝承の発端ではなかったかと思 われます。 いっぽう都では、修験者側を擁護したであろう芦屋道満と、朝廷側の安倍晴明が対決して、晴明が勝ったとされています。 真伝を刻んだ石版は、カタカムナの石版のさらに奥にあったと推測されます。 すでに平十文字氏はこの世になく、石版は行方知れず。それ でも、秘教組織は、その行方を捜しているのです。睨みを利かす好位置に、秘教メンバーがカタカムナ の里とさえ標榜して居を構えていることを私は知っています。 霊界から道満も、これでは出土の見込みもないと、私のような者に、アカシックレコードの側から伝授しようという思 いになっても、おかしくない気がします。 そして、驚異的なことがまた起きました。2014年の9月になってネットで調べ物をす るうち、ア メノホヒがこの地上に降臨した場所がわかったのです。ホヒの降臨の場所は、なんと、六甲山の六甲カントリーハウス(遊園地)の中にあったのです。みごとな磐座があるようです。 これで、すべて一点に収束が図れました。アメノホヒは神界から下野してきた時、六甲山にいた先 修験者・後の天狗たちの協力を得て、重要書類を地上に伝えているのです。 むろんそれは、関係者の魂の記憶として遺るとともに、石版などに写し取られたものでしょう。 それを後世の芦屋道満が引き継ぎ、神界政変の涙劇を、自己の命に代えても守ろうとしたのだろう と解釈できました。 そして現代に至り、私は麻耶山を変態しながら飛行する天狗のようなUFOを数多く撮影し、様々なヒ ントを得て、彼ら天狗たちが三角護摩壇法という呪術で封印されていることを突き止め、その経緯を明らかにし、彼らの飛行シーンを公開することで、彼らの封 印が解けたことを確認しております。⇒ http://uu.fantasia.to/uumusou/のページから天狗系UFOの飛行シーンをご覧ください。 それが、次の章の封 印解除法になりうることを確認した次第です。 そのためには、 まず、封 印の実態を明らかにすること。・・・・・UFOとして撮影し彼らの姿が確 認された 封印の経 緯を明らかにすること。・・・・・これがいちばん大事で、謎解き=封印解除になる 私は撮影メンバーとともに、撮影を行ない、撮影物とその傾向から、麻耶山の天狗伝承を知り、そ の謎の解明に取り組みました。すると、現代人なら絶対にしないだろうところの、謎解きができたのです。 天狗さんたちはほんとうに喜んでいたと思います。 その証拠が、2005年 前期あたりから、全国のガードレールに謎の三角状金属片が刺さったものが発見される事件がありましたが、空飛ぶ天狗のみなさんが三角の縛りを解かれて、そ の拘束具を脱ぎ捨てて行ったものだという、オカルト的観測をしている次第です。なんと46都道府県中45都府県で起きたとか。天狗系UFOの撮影が 頻発したのは2004年後期のことです。その形状は、決して謎 の三角金属物体と違わな いと思います。 様々な封印呪詛を解く方法 これは、私が経験上してきたことを踏まえ、こうすれ ばよいのではないかという仮説です。 ①言葉による呪詛は、言葉によって解かれねばならない。 煎り豆が花を咲かせるま では出てはならない・・・という封印呪詛 対抗する解除術は、火の鳥(フェ ニックス)による救出劇によります。 記紀神話のシナリオ による日本および世界の歴史への呪詛
対抗するのは、新神話の創作による、旧神話の塗り替えと凌駕という解 除術です。 残念ながら、そのようなことに気づいた人はいませんでしたし、私の 新神話も局限された中で実現を見たものの、世の流れを変えるには至りませんでした。 ここまで至ってしまえば、最短パスは滅亡をむしろ利して旧世界を 終わらせ、新世界の早い実現を果たすことこそ最善との観点 から、当初のソフトランディング型シナリオを改訂し、 次時代にこそ邪悪を持ち越させないために、ハードランディング型シ ナリオでオーバーライドしています。 むろんこれは、私が創造主としての固有の時空での話であり、各人が 主催される時空は、各自において保全されることが約束されるため、誰に迷惑をかけるわけでもありま せん。私が観じたように自分固有の世界をそのように創るだけです。 他の方にお勧めする新神話としては、より穏やかな新神話設定をし て、旧神話の問題それ自体を解消するように設定することで、対処されたらよいと思います。 たとえば、イザナギによるイザナミ救出が成功する筋書きにす れば、地上の絶望的な環境破壊の動きは阻止され、人類 は良識を取り戻し、地上の管理者としてふさわしい行動がとれるようになるでしょう。(私は2015年5月に、イザナギではなく、スサノヲによる母イザナミ救出の神話を新神話の中に 書き加えました。こ うすることで、スサノヲの名誉は大幅に回復するでしょう)
神々の性質の高品質化を新神話で図ることで、邪神などの破壊 的動きに対して防止力、抑止力にできるでしょう。またそれは、人類全体の品質の底上げを図ることに もなります。 最も効果的なのは、記紀に対する 最高権限者である皇室が、記紀の筋書きを改稿なさることです。しかしこれは、ご本 人にそのご認識がなければできません。 しかし、昨今の、皇室側から出雲 国造家へのお輿入れは、旧神話改稿の兆し、天津神と国津神の協調を促す動きになっ ています。
西日本から日本列島にか けての幾何学図形による結界呪詛に対しては・・・ 対抗するのは、神威を宿すと見立ての叶った玉(乙 姫の玉など)による、現場や図面上での封印解除および破邪の儀式などの解消手続きによります。 つまり、どんな仕掛けが存在したかが不明のままでは、何もできな いので、それを確 認し特定し、それに対しての対抗術を施すというわけです。 実際に私はそれを執り行いました。 幾何学構図に対する封印解除の直接施術を行なった2014年5月
自己流ながら、道満の九字切り術と乙姫の玉により解除術を開始しました。 それが2014年5 月1日の夕方でした。朝夕だけ行じることにしました。 すると、その5月 の内にいくつもの奏功の夢見が叶い、効果があがっていることを確認することになりました。 早速は解除術の3度目が 終わった翌朝5月3日未明の神界詣でしたときの夢で、これが最も大事な神示になります。神世では、逆賊邪神たちが神界政変の噂の高まりによって詮議が及び、下界に逃亡しているというのです。その真偽は、その直 後から起きた一連の地震によって「報知され」ました。 さ らに5月8日未明の夢には、神界の国常立尊が出てこられ ました。非常にご高齢であり、とても強靭な神には思えなかったです。新神話での不備が判明し、後に筋書きのオーバーライドをはかりました。 ま た5月10日未明には弁天三姉妹と思しきスチュワーデス 三人を空港まで送るという夢を見ました。逆五芒星によって封印されていた彼女らを救出できたと思いました。 さ らに5月13日の未明には、芦屋道満らしき宮司に秘密の寺 院に招かれ、私への封印された何かしらの伝授がなされた感がありました。ホヒは真伝を預かってもらっているので、それを私の記憶にインプットし直したかも 知れません。 5月20日未明には、すでに亡き祖母が夢に現れ、ここ で待ってるで、という印象でこちらを見て微笑んでいました。このお役が終われば私も旅に出ます。 こ の急ピッチの夢見確認も、5月27日の皇室典子妃の出雲国造家お輿入れのショッ クによってか、夢見すること自体が叶わなくなりました。ホヒも動揺しているのかと思います。 ③ 神 話による呪詛は、該当神話を改稿できる権限の者が訂正するか、あるいは対抗する新神話をそれにぶつけて、解消してしまう方法があります。 前者はハードルが高く難しいので、後者の方法を地道に採ることに なります。 それだけ、神々は悲痛な状態にあります。 新神話創作者は、正しい神々の側にあることを忘れないことです。 これは人間でなくてはできない事業です。 有情の不幸を目論むこと がないよう。 邪悪な意図の創作者には 邪神・悪魔が憑きます。 そのとき大事なのは、神々を愛情豊かで正義を重んじる高度な品質 を備えた間違いのないお方と定義することです。 間違っても好戦的な神に定義してはいけません。今の狂気の政権担当 者らをご覧なさい。旧神話とそれに連なる呪術によって、こんな者たちが出現する下地を与えることに なっているのです。長続きする文明史を営むつもりなら、人 類のタイムラインを穢してはいけない。 高品質な神々は、善良かつ正義であるが、いざというときに は、最高の判断力と実行力と最勝の力を発揮できるお方と定義すること。 新神話に似た話を最近ではアニメやゲームなどに見るようになりま した。 私などは、つい ぞそのようにしてしまいがちです。それというのも、人はわざと滅び ゆくレミングの如き振る舞いをしているように思えるからで、ちょっと真剣になったらどうかという戒めを含ませたいからであろうと思います。
素直に、ハッピーであることを実現し、継続させるような神話 が望まれますが、面白い展開にすればするほど、神々は 助力を傾注してくれることも事実です。
単調では作者のあなたも面白くな いでしょう。それが神々の思いにもなります。 そこで効果的なのが、頓智を多用 することです。ひどい成り行きにせずとも、格段に面白味が得られるはずです。 ④ 宗教 思想などによる個々人レベルでの封印は、神に対する正しい観方によって解消させていくべきです。 名付けられた多くの神々は、人工的に作られていることの認識が必 要であり、それが前提になれば、神々は補助(守護)天使の役割として位置づけられるはずです。 真に個々人に関わる神は、名もなく、ただ個々人の内にいて、個々人のタイムライン全般に責任を負っているお方で す。 ➄ 神 霊の意向を無視することによる神々に対する意識的封印は、すべての人に行き渡っています。 これには、やはり大きな災厄が起きてから、考えを改めてもらうし かないのかも知れません。 しかし、カ ルマとかいう言葉は、識者が無知な者を揶揄する言葉であ り、事態をあいまい化するだけのものです。 結果が思わしくない原因は必ずあるのであり、それがわからないか らといって、別のものにすり替えたりすると、それ自体、正 攻法ではないためにあやごと(妖事=禍事)となり、対処をいっそう困難にす るのです。 およそ行動するに際して、神の臨在を認めていれば、則を超えることは稀になるでしょう。 ➅ 各人各位が、後天的に摂理化された輪廻転生の縛りから解放されるべきこと。 人類に掛けられた後天的神話の呪縛を 対抗神話で解除するのと同じように、各人各位が後天的に掛 けられた輪廻転生の呪縛を、自分神話を書くことで自分の死後の希望や選択まで言付けしておくことができます。 これは自分の中にいる神の神話になり ます。神は魂の行動を通して発露しますから、自分神話の創 作は魂の転生先とそこでの活躍を求める行為になるのです。 人類全体への影響力は乏しくとも、自 分に対する自己制御は、良識と理性と多少のスピリチュアル 性ある方にならお勧めできます。 生前にそれを行なってください。死後 の中陰のめくるめき世界では、自己コントロールが利かなく なるので、生前にしっかりとガイドになるタイムラインを描いておくことです。そうすれば、死後に遭遇する差配神に対しての説得力にもなることでしょう。 神話創作の際には、上記したように、 良識と正義と善良さを旨とした神話にしてください。邪なも のであれば、悪魔が加勢することになり、転生先も悪魔の業になじみやすい方面になり、長く苦しむことになります。 ⑦ 究極の自己神話は、自らがホル スになること。自らがホルスであることを宣言、もしくはホルスを目標にすることを宣言することです。 魂は唯一創造者の本源から出た神の 火花です。それが見知らぬ世界を旅する姿こそ、マドコオフフスマという卵の殻に身を包んだウヒルギ・白球UFOすなわち星の子なのです。 彼は生まれながらにして太陽神の子 であり、ホルスを名乗るべき存在です。ホルスは最終的に、自らを封印している”世”(マーヤ)という邪神を退治して、自らを解放することになります。それはありとあ らゆる魂の辿る工程であり、何度も輪廻を経ていると見える局面は、ホルスが邪神セトと格闘している姿です。勝ったり負けたりを繰り返しています。 自己神話は、邪神の仕掛けた神話の 呪縛システムの作用機序を、逆に我が身に利用して、先付けで自らをホルスにまで高めてしまうことさえできます。自らがこの世の主体になること。それがこの 世を従えるということであり、邪神セトを強伏した姿なのです。 誰しもがホルスにならねばならない 時代がやってきています。
いくつかの疑問点の答え ここでは私の直感的解答を与えま す。むろん、どれもすべて仮説にすぎません。 セオリツヒメの息子のオシホミミとは 今まで の解釈によれば、アメノホヒ の母親姉妹を冤罪に落とし、非業の最期を余儀なくさせた張本人こそがセオリツヒメとなるのですが、その背後に、邪神勢力があったことは紛れもありません。 クーデターが失敗した故にセオリツヒメなのではなく、成功した故に セオリツヒメであり、その時点から高天原はアマテラスの失われた「さ蠅なす満つる」世界になって今日まで至っているのです。 記紀においてアマテラスの長男とされるオシホミミは、ホツマによれ ば長男ではなく、北局のホヒ、東局の活津日子根(イクツヒコネ)よりも後に生れた南局の皇子であり、 西局のアマツヒコネや他、クマノクスヒたちがアマテラスの「日」の贈り名をいただいている(すなわち「日嗣」の順位資格を与えられている)にもかかわらず、その言葉がな く、後世(記紀)において付けられたと思しき「マサカアカツカチハヤヒ」でようやく面目を保った格好になっています。 いったいどうして最初からアマテラスの贈り名の「日」の言葉がない のか。もしかすると、天照の本当の子ではなかったのかも知れません。それがゆえに、セオ リツヒメ側がクーデターに及んだとも考えられるのです。もしかして、不義密通を咎められる前に行動を起こしたのかも知れませんね。 彼の元 の名「オシホミミ」とは「オ シ」「ホ」「ミミ」で、「推進する・初めての・三三」、つまり33階層でなる秘教組織のはしり・開祖という意味になります。つまり、 世の邪悪と悪魔的所業のルーツがこれであり、世の黒白正邪の対極を形作ることになる存在だというわけです。 奈良盆地にある耳成山は、実際に耳があるわけではない秀麗なマウン ドです。推測するに、奈良の地で秘教組織の日本版メンバーが揃い、晴れて33階層型ピラミッド構想組織として完成したことを記念する命名だったのではない かと思います。ミミ(33)・成し・山ですね。 どうし て人類に対して非友好的かつ 非人道的なのかも、もしかすると、彼ら一族がアマテラスのよって排斥されたからとも考えられます。彼らはサタンとして反抗することで、アマテラスの処遇に 反旗を翻していることになりましょう。そして、クーデターによって、天上天下を乗っ取ることに成功してからは、したい放題の私儀となった。エジプト神話の オシリスを殺したセトの話も類話です。 神世に おける政変の結果としては、 地球神界は邪神の支配するところとなり、地上界では秘教組織がその歴史を牛耳るところとなったことを意味します。 アマテラスが女神でなくてはならない理由とは もし「岩隠れ」(戸がない)なら、亡くなって封印されたという意味になり、復活の期待はなくなりますから、日嗣こそが 大事になるのですが、日嗣ならば天位に就く 者に贈り名の「日」がなくてはならず、それがない以上は、アマテラスは生き続けておらねばおかしいことになり、それが記紀におけるアマテラス女神として の存続に 置き換えられていると解釈されるのです。 (2015年5月 になって、元伊勢日室岳に別名として岩戸山があると知り、それを検索ワードにして調べたところ、幽体離脱してアストラルボディによって岩戸山を探訪したと いう、ヘミシンク利用女性の手記がブログになっていました。それによると、封印されている のは複数の神々で、明らかなのはニギハヤヒとスサノヲの入った虎将軍。ニギハヤヒは旧事紀にあるよう、天照国照の太陽神を身に受けた人物。同伴するのはス サノヲというわけで、神話上の兄弟が共に封印されていることが判明しています。いわば、次々とシンクロするようにして謎解きが進んでいる昨今なのです) 無名の民家の屋根裏からホツマツタエが発見される意味とは ごく普通の無名の 民家の屋根裏からホツマツタエが 発見されるとは如何なることでしょう。 劣勢に置かれ続けた保全側ゆえ、古代有力豪族の手元に置くことができず、無名の下級官僚の 末裔の家に伝えられたと思えば、ひとつの冒険ロマンにもなります。 もしか すると、ここでこうしてした ためている文書も、陰に隠れながら保持せねばならぬ今のご時勢ゆえ、同様の発見のされ方をせねばならないかも知れません。 真伝の在り処はいずこ 改竄文 書ホツマさえも為政者側から は禁書とされたに違いなく、では真伝となればもっと執拗に追及迫害の手は伸びたに違いありません。 どこに? ご覧ください。この文書をしたためている者こそアメノホヒであり、その魂の記憶を記録として書き遺しているのではありませんか。 そしてまた一方、邪神もその地上的配下の秘教組織も、自分たちのこ れからすることや、すでにしたことの事実を誇りたがる根っからの性質によって、随所に改竄後のもの (ホツマや記紀)の中に表出していて、おそらくは後世に発掘させてあっと言わせたかっ たのではないかと推察されるほどにミステイクを冒しているのです。 ホヒは赴任したのではなく亡命した 神世に政変が起 き、多くの国祖神側の正神が殺害さ れたとき、ホヒはじめ国祖神の系譜に繋がる神々が災禍を逃れ下野しています。 それはそうでしょう。アマテラスさえ殺害されているのであれば、その嫡男も囚われさえすれ ば、いつでもその機会があります。 高天原神界は、神話が韓流儒教思想によって書かれる故に、神話に記された頃のままで今も推 移しており、筋道が通らない政策は評判を悪くするため、アマテラ スの皇子と知られる者まで誅殺するようなことはできず、何らかの役職をつけて追放するという処置で終えたのです。 中つ国は地上界とも近く、いざとなって地上に至ってしまえばジャングルの如くであり、追手 の目をくらますこともできました。 その後のホヒ ホヒは真伝を自ら書きました。政変の一部始終を。 しかし、邪神たちはホヒの行く先々を後追いして、天狗の関わりを知り、追討対象を天狗へと 広げました。 封印されていた天狗たちは、2004年8月、この私が彼らの千年の不自由を解 くべく麻耶山頂に赴き、謎解きして解放して差し上げました。 ホヒの書いた真伝の行方 秘教組 織の真伝のありかの追及の手 は現代にまで及んでまいります。 天狗の 後、文書は芦屋道満に伝えら れ、彼は独特の呪法により、諸人の目から隠しました。 このとき、安倍晴 明が敵対したことは有名です。 安倍晴明もまた秘教組織の一員で、当時は都に居て、ウシトラノコンシン以下金神すべてを鬼 の巨旦一族とみなして、封印呪詛していました。セーマンはカバラ 由来 であることは紛れもありません。この晴明もまた後に正神側に帰順しています。 道満は古代文字のカタカムナ文献とともに秘匿したのですが、現代に至り、伝承者の平十文字 が楢崎皐月という秘教組織員の巧みな話術に乗り一部を盗まれたゆえ、秘匿先を変えて秘匿し、伝承者の死を以て、この件は不明となりました。 この私は、2003年に平十文字の親友で、六甲山系を歩き回っていた 人物の息子さんと知り合い、楢崎皐月はむしろ盗人で、盗難を避けた平十文字に彼の父親が協力して石版を別の場所に移し替えたことを話してくれました。 しかし、出てこなければかえって好都合、その方面への追及は収まったかに見えますが、カタ カムナの伝承地と称して秘教組織のシャーマン級の人物が近隣に居住し、 動静に目を光らせています。そのようにする理由は情報集めのためであろうと思われますが、しつこいことです。(神世政変の真実・更なる仮説(3)・サタンの黒魔術の痕跡で偶然知り合い絶交に至った人物がそうでした。先の息子さんには、皆と一緒に遊びに行かないかと誘ったものの、頑として断りましたね。直感で分かったか、事情通であったためかと思われます) ホヒと現代皇室との仲 安倍内閣誕生後、 日本存亡の危機を感じ取られた現 皇室はホヒに協力を仰がれました。 日本の借金は天文学的数字を記録し、政府は軍拡と軍国化を推し進め、いずれどこかの国と戰 をせねばならぬようにして国政の舵取りをしています。 この成り行きにいちばん心を痛めておられるのは今上天皇陛下であられましょう。 むろん天津神族、国津神族ともに地上の成り行きに対して危惧の思いを持って眺めておいでで す。地球そのものが破壊されたら、守るものなどどこにもなくなりますから。 2014年5月27日に皇室方からホヒの末裔出雲国造千家にお輿入れ の話が決まり、同年10月にご婚礼が相成 りました。 同時期、今上天皇御自ら、三輪の大物主様を参拝され、国津神族の協力を仰がれました。 しかし、神世の神々が動くのは、人を介してであるという決まりがあります。 ところが、日本国じゅう見渡せば、人は我良し、今良し、お金良しの精神の者しかおらず、誰 に何を支援しようとしても叶わぬ状況で、日本の危機が克服でき るはずもなく、さりとて何かせねばと、極めてわずかしかおらぬこの私のような者のところに、ものすごくたくさんの神与の情報が閃きとして寄せられていて、 ひとり何役もこなさねばならぬほど多忙です。 ご覧ください、この私は、三千世界の梵天を直上に戴きながら、アメノホヒの雛形をやり、浦 の嶋子、ホホデミ山幸、ヤマトスクネの雛形をやり、神獣鳳、 朱雀、丹頂から火の鳥までの雛形をやり、ついにはこの世の邪神とも対峙して、その背景を探り当て、邪悪の因子のことごとくをデーター蒐集して、間もなく帰 途に就こうかとしておりますときに、今上天皇からの助けを求める祈りが入り、それを聞きつけた神々からは、この国難にどう立ち向かえばよいか、多くのアイ デア が下ろされてきていて、我が身一つでやるべきことのあまりの多さに、オーバーワーク気味であることは紛れもないのです。 それでも最後のご奉公として、この命投げ出し、不惜身命の心にて、先達・王仁三郎師や茂吉 師の計画された邪悪な秘教組織の崩壊の型の演劇に参加させていただくことを検討中です。 正神側、邪神側双方の期待を担っているのが今であるとも言えそうです。 いずれにしても日本の国難であり、存亡の危機との遭遇は免れぬものとなるでしょう。が、滅 亡と決まったわけではないので、悲観し過ぎる必要はないと思いま す。 私は「心臓の壊れかけた青い太陽」と霊能者から揶揄されていたときに、このたび「赤い太 陽」と形容される人物が現れました。その者は今年の秋分に満50歳になり、おそらくその時から 能力を拡大してくるでしょう。(今年とは=2015年のこと) 私も満50歳から神々の化身との不思議体験の連続の中におり ました。 神界において果たすべき役割には少なくとも二つあり、ひとつはこの世の邪悪の調書を持って 天帝様に最後の審判の決断を促すこと。これに関する夢を30歳代に見ています。 動ける者の努力が試される時であると心得ます。
イエスとユダ、持子早子のこと イエス キリストの事跡の言い伝えに も占星学が取り入れられているほどに、神話創造には用いられてきたもののようです。 次のビ デオはイエスとその十二使徒 が黄道十二宮をシンボライズしたものであることを示す資料です。 イエス の誕生や出自に関する伝承 が、より古代の神々の伝承の踏襲であることが示されていました。 ——————————————– オリジ ナリー(当初)性から見ると、この順でしょう。 エジプト神話のホルス(BC3000) 12月25日生まれ ギリシャ神話のアティス(BC1200) 12月25日生まれ ペルシャ神話のミスラ(BC1200) 12月25日生まれ インド神話のクリシュナ(BC900) 処女 から生誕 ギリシャ神話のディオニソス(BC500) 12月25日生まれ キリスト教神話のイエス(AD0) 12月25日生まれ そうい うことで言うなら、私の母の 伝説などはどうでしょう。 ⇒ 「鵺は鳴くなる」 大正13年2月12日生まれ(1924年) 日独伊が戦勝する時空もあったに違 いないこと・・・ホピ神話の言うパラレルワールドの存在 そうなれば、私の生れてくる筋書き もなかっただろうこと・・・真理探究・・・超宇宙論の推敲 そんなふうな母の伝説のほうが、は るかに実在性を持って感じられるのであります。 オリジナリティー(独創性)から見ても、やはりホルスに軍配か。 (初源性と伝説のエレメントの数で判断) エジプト神話のホルス(BC3000) 12月25日生まれ 最古の世界神話が、各地に伝播し て、いろんな神話に取り入れられていったことが分かります。それはいわば、英雄神伝説が元にあって、それにあやかろうとし た、時代時代の創作された神々がいた(必要とされた)ということでしょう。 英雄神の属性が時代を経て、持ち回 られていることを知っておくべきでしょう。 しかし、流用された神話の中で、最 も信じられて大衆に支持されているのが、今なおJESUS神話というのは、いかがしたこ とでしょう。 それは歴史を見ても分かるように、 人々を武力(ミリタリー)で強制的に信じ込ませたというのが真相ではないでしょうか。つ まり、殺戮者数の大きいものにいつしか軍配が上がっているのです。 それがこの科学万能といわれる時代 にさえ、巾を利かせているというのも、武力とか資金力といった偶像崇拝のおまけがついているからで しょう。 そのJESUS神話だけでなく、オリジンのホルス神話においても、太陽と地球と星の運行に関するシンボリズムが篭められていることが分かっているよ うで す。 その説によれば・・・ 「スリー・キングス」とは聖書に登 場する「三人の賢者」のことですが、オリオン座のベルトにあたる三ツ星のこと。 本来は占星術学者だが、騎士 道の盛んな中世には王(Kings)とも呼ばれるようになっ た。この三賢者がキリストに捧げたものが「黄金」「乳香」「没薬」だった。 星の話がこんなふうになるものなんですね。エジプト神話も創作神話ということになりますか。JESUS神話は、もっとむろんというわけです。 神々ですらも、注目するような、わくわくするような記述と想像力が試されるのです。 古代から連綿として、神話的英雄伝説の「踏襲」ともいうべき、神話的神に比定するという動きは、日本においてもあっ たということで、セオリツヒメ、ニギハヤヒ、ウマヤドノミコの話もしてきました。 それがなぜ必要だったかは、おそらく先住民の教化において効果があったか らでしょう。 先住民の間には、前の時代の神話と英雄伝説がすでにあり、そこに新 参者が取って代わろうとするには、そうした伝承の踏襲が必要だったと考えられるのです。 太陽と黄道十二宮
私が推測しますに、JESUSは 十字架にシンボリック的に磔にされた時に、幾何学呪詛で封印されたのだと思います。 幾何学図形は神霊を封印するための用途があり、二本の交差する交点に繋ぐというシンボリズムを通して、JESUSの動きを抑えたと解釈します。 そもそも、両手に釘を打ち据えて吊ること自体、身体の自由を奪うことです。その不自由さを象徴したシンボルを崇拝すること の不思議さは、この人類だけのものではないでしょうか。 その実、その時点から彼の教えは彼のものでなくなり、教会がそれを用いることで曲解が生まれ、彼の教えの正反対の世界へと誘わ れるようになっていると思われます。 私はイエスは神ではないと思っていたのも、神なら地上の不合理や悲惨さを未然に防ぐはずだと思っていたからです。 そういえば実は、国祖神封印ラインと、逆五芒星の「伊勢-元伊勢ライン」もまた、直交しています。 つまり、図形の全貌的には、十字架が仕組まれていると見ていいかと思います。 では誰を磔にしているかと言いますと、アマテラス様になるのです。男神のほうですね。 つまり、ここにも自由を効かなくするという封印の構図が隠されています。 天の岩戸隠れ神話には、幾何学呪詛が施してあるというわけです。 むろん仕組んだのは秘教組織以外に ありません。 多重の呪詛によって補完しているのですね。 これらの暗号が解けなければ、雲に向かって大砲を撃つの譬えのように、天の岩戸開きも難しいのです。 このビデオ(今は削除されています)は最後にこう締めくくっています。 なるほど、そうなのかも知れません。 そして、それを宗教として用いた者(秘 密結社)は、先住民の太陽神信仰を挿げ替えるための「当て馬」 として教会を創出し、布教させたということかと。 しかし、そのやり方の強引さ、えげつなさは、先住民には嫌がられたことでしょう。 参考 それがローマ国教となり、勢力を伸張して今日の展開があるというわけです。 ま た、この研究からすると、時代時代に介入した一系性ある勢力(秘 教組織)がいて、その時々の神や宗教を作り、神が付与したとさ れる預言を、場所場所におけ る聖書や伝承として遺させて、人々が聖書などの規約を守ることに専念している最中、その勢力は預言を実現目標として、時代時代に反映していたのではなかっ たでしょうか。 いっぽう古事記も預言ですから、それは神々として捉えることに眼目があるわけではなく、秘教メンバーに対しての実 現目標を与えるための暗号化文献だったと 言えるかと思います。 しかし、表の顔の神職は、神々をそのままに祀り上げることに専念し、暗号化秘儀には関わりませんでした。 知るのは秘教ばかりなり。それと、私のような酔漢探偵ぐらいのものでしょうか。 イスカリオテのユダと、ホツマの持子早子の類 似 イエスによって裏切り者にされた弟子にユダがいます。 ユダの福音書 それによると、彼に裏切りをそそのかしたのは、イエス本人だったというのです。 彼の悪役は、神の周到な計画のもとにあったらしいということになります。 彼は、他の弟子と違って、師匠イエスのことを深く研究していました。 彼はそこまで見抜くことはできなかった。師匠のことをやはり神の子として認めていたのです。 だから、師匠の指示とみて、かれは売り渡す裏切り行為をした。 福音書を書ける立場の者ではないと目されていてもなお、自己弁護するために書いたと見られます。 も し、同様のことが、持子早子の場合にもあったとしたら、彼女らはどれほど恨んだことでしょう。 ならば、ユダに相当する持子早子の弁護は、息子のホヒの代弁者である雛型の私がすべきでしょ う。 持子早子の福音書などと言うつもりはありません。ただ、隠匿された真伝を推理の過 程で発掘し、真相はこうだと暴露することでこれに代えたく思います。 まず、当時の神話作りの風土的環境が劣悪だったと言えま す。 韓流王室には、歴史的にもこのようなどす黒い残酷話が満ちていました。 一般小説ではないのですから、その辺の人のするような政変劇を真似た らいいというものではないのです。 そ ういう私も、邪神側とはしているものの、もしかすると邪推の結果なのかも知れないという思いはあります。 では、もういちど再掲しましょう。 持子姫と早子姫は無実 これはもはや、国祖神様封印の図形を前にすれば、自明のことでありましょう。 では、ホツマに言うよう、持子早子がクーデター首謀者なら、持 子 早子やスサノヲの天下になっていてもおかしくはないのに、まったくそのようではありませ ん。 では、誰が天下を治めているのでしょう。そのお方こそが、クーデターの首謀者、もしくは首謀者側に属するのではな いのでしょうか。 謎解きにも当たらないほど、自明の理というものです。 持子早子は、まったくの無実なのです。
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